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夕飯の時間になってお母さんが流星くんを呼びに行った
流星くんは超眠そうに降りてきた
なんや寝てただけか
母父黄「いただきます」
青「いただきます…」
お母さんのごはんうまいな
昔っから男二人やったからこんなうまい料理なんておばあちゃん家行ったときしか食べれんかったからさ
ふと横を見るとお箸が全然進んでない流星くん
どうしたんやろ？
「流星くん？食べへんの？」
青「へ？あ、た、食べます」
父「体調悪いんやったら無理して食べんでもいいんやで」
青「いや、あの、寝てて、まだ頭が動いてないだけなんで、全然、大丈夫です」
父「そっか、それならいいんやけど」
体調悪いとかやなくてよかったわ
青「ごちそうさま…
俺、もう風呂入って寝るわ」
母「わかった、おやすみ」
青「ん、おやすみ」
「流星くんおやすみ」
青「お、おやすみなさい」
スタスタとダイニングを出ていった流星くん
俺もはよ食べよ
「ごちそうさまでした」
父「おう、お前ももう寝るんか？」
「いや、ちょっと仕事するわ」
母「じゃー流星がお風呂から上がったら言うわね」
「ありがとうございます
あ、せや、ごはんとても美味しかったです」
母「ふふ、ありがとうね
淳太くん、せっかく家族になったんやから敬語はなくてええんやで」
「じゃー敬語取らせてもらうわ」
父「俺も流星くんと普通に話したいんやけどな」
なら俺もせっかく兄弟になったんやから敬語抜きで話したいな
母「今はちょっと難しいかな
流星、あんまり人と関わろうとしなくなっちゃったから」
「なんかあったん？」
母「いや、私もよく分からへんのよ
高校入ったあたりからあんな感じになって
会話も全然してくれへんくって」
そうなんや
心配やな…
父「徐々に慣れてもらうわ」
母「そうして
母親としてもっといろんな人と関わってほしいから
多分だけど高校でもあんまり友達を作ってないぽいのよね
いつも遊ぶのは幼馴染の子だけなのよ」
「俺もがんばるわ」
母「ありがとうねふたりとも」
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ
照史から電話や
「じゃーそろそろ仕事してくるわ」
父「おう、がんばれよ」
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作者名：のんすけ | 作成日時：2022年9月19日 10時
