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淳太Side
3日前、おとんから急に呼び出された
父「おう！淳太やっと来たか」
「なんやねん、急に呼び出して」
父「俺な再婚することにした」
「え！まじで！」
父「おう、まじや」
再婚何て言葉出てくるとは思わんかったな…
父「美人なおかんと弟もできるぞ」
「弟か…」
この年になって弟ができるってな
橙「それで楽しみ半分、不安半分みたいな顔してんねんや」
次の日ヒルナンデスの楽屋で照史に話した
「正直、弟が出来るのは嬉しいんやけど…
うまく仲良くなれるかな…」
橙「淳太くんなら行けると思うけど」
「弟、高校生やねんて
思春期真っ盛りやん
しかもサッカー部て…」
橙「いや、サッカー部やからって必ずしも陽キャって訳ではないと思うで」
「それもそうか…」
その日はこんなテンションのまま仕事を終えた
もちろん収録のときはスイッチ入れたで
〜次の日〜
今日が対面の日や…
よんちゃんTVの撮影が終わって言われていた家に着いた
母「いらっしゃい淳太くん」
「どうも」
確かにおとんの言ってた通り美人な方やな…
母「えっと、ここが淳太くんのお部屋ね
この向かい側が流星、弟の部屋なんやけど、思春期やからか絶対部屋に入れてくれへんのよ
やから勝手に入らへんようにしてあげて」
「はい、わかりました」
部屋に入られるんがいやなんか…
どんな部屋か超気になるんやけど
でも、これで覗いて嫌われたりでもしたらやっていかれへんしな
やめておこう
母「じゃー夜ご飯の買い物に行って来るから、流星帰ってきたらよろしくね」
「はい」
楽しみやな流星くん
お母さんがあんだけ綺麗やったら流星くんもイケメンなんやろな〜
青「ただいま」
帰ってきた！
俺は玄関まで走っていった
「流星くんおかえり
流星くんの兄になる中間淳太です」
帰ってきた流星くんは思っていた子とちょっと違う
メガネを掛けていて顔を隠すように長い前髪
あまりサッカー部感が感じられない
しっかり顔が見えないからイケメンかどうかもわからへんな…
てか、流星くん固まってる？
ずっと俺の顔見てるやん
え、何？なんか付いてる？
「えっと…俺の顔になんか付いてる？」
青「あっ、い、いえ」
何もついてないならよかったわ
付いてたらかっこ悪いもんな
青「ふ、藤井流星です
よろしくお願いします…」
「ふふ、よろしくな」
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作者名：のんすけ | 作成日時：2022年9月19日 10時
