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Aside
「待って〜」
大「ぱぱもぉ〜」
そうです。
私の前を元気よく走るのは
第1子の小瀧大毅(笑笑)
大「ぱぱぁ」
望「えっ」
大毅が笑顔で望のところにかけていく。
っっっっ
「大毅っっっ!!!!!」
バッ
大毅は道路を飛び出して向こう側にいた望の所に行こうとした
え
うそだよね?
私の目の前には
旦那に抱きかかえられて
大泣きしている大毅と
頭から血を流して
横たわっている
旦那の姿。
119だっけ…?
え、どうすればええの
わからん
完全に混乱状態に陥っていると
『何があったんですか!?』
と周りの人達が来て救急車を手配してくれた
「うそ!!うそやんな?なぁ望!!!!」
望「れ……い……?無傷………?」
「なぁ!!!!死なんといて!!生きて!!」
ピーポーピーポー
どこからか聞こえてくる救急車の音
素早く救急隊員が降りてきて望を担架に乗せる
<奥様ですか。>
「はい………」
<お乗り下さい。>
その後、救急車の中でも応急処置は続いた
大毅は私が抱えているけど後で親に1度ひきとってもらおう
ねぇ
なんで
死なないで
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作者名:怜 | 作成日時:2019年7月6日 7時