8＊和也side ページ8
和「_____ん…？」
気づくと俺の左手は誰かに握られていた。
見覚えのない天井にベッドだった。
窓の外はうっすら明るくって
明け方なのかもしれないと思った。
ちょっと手に力をいれてみると
足元の方で何かが動いた。
雅「あ…ニノ起きた？」
相葉さんの目線が俺の右側に行ったから
右を見てみると翔さんと松潤が
上半身だけベッドに乗せて寝ていた。
雅「しょ、」
ぎゅっと相葉ちゃんの手を握る。
あんまり力は入らなかったけど
相葉ちゃんは不思議そうに俺を見た。
和「おこさ、ないで」
あ、酸素マスク付けてた。
聞こえたかな。
雅「うん、分かった」
あ、聞こえたんだ。
いや、違うか。
多分インスピレーションだけで答えてんだろうな。
和「…ここ、どこ？」
雅「覚えてない？旅館から車で来て」
あぁ、そうだった。
この嫌な形の酸素マスクを付けられたと事も
思い出した。
もう一度翔さんの方を見てから相葉さんを見る。
和「泣いたの？しょーさん」
また相葉さんが不思議そうな顔をする。
和「泣いた跡」
なんで泣いたんだろう。
俺のせいだよね。
ごめんね、翔さん。
差し込んだ朝日に照らされる翔さんの顔は
やっぱり可愛い。
…って俺が言ったら怒るかな。
頑張って右手に力をいれてみる。
持ち上がった右手を翔さんを起こしてしまわないように
そっと頭の上に置いた。
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希衣(プロフ) - ちえさんさん» コメントありがとうございます！嬉しいです！長い間読んでいただけて感謝です！ご希望の展開になるかは…ですが、これからもぜひよろしくお願いします！ (2017年10月1日 22時) (
レス) id: d086dd3e98 (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - こんにちは。このシリーズ、始まった時から読んでいます。今もう、二宮さんに、良くなってー、と念を送っています(≧◇≦)。これからも更新、楽しみにしています。 (2017年10月1日 20時) (レス) id: fa7d0e1161 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：希衣 | 作成日時：2017年9月23日 18時
