7＊雅紀side ページ7
ニノが治療室に入ってから三十分が経った。
翔くんは松潤の肩で眠ったままだった。
誰よりも、今日1番気を張っていたんだろうと思う。
雅「松潤眠くないの？」
潤「ぜんっぜん」
雅「おんなじ」
いくつかあった治療室の中で
ニノの入った部屋から先生が出て来た。
俺は思わず立ち上がって、
それに気づいた先生が近づいて来た。
「二宮さんの付き添いの方ですね？」
わざわざ事務的に接してくれているのか、
嵐だと認識していないのか
少し気になるところだったが
突っ込まないで頷いた。
「酸素注入で落ち着いて今は寝てらっしゃいます。
少しご相談良いですか」
雅「はい」
松潤は翔くんに肩かしてて動けないだろうから
ここは俺が
翔「あ、僕も」
なんて思ったけど
後ろから寝てたと思った翔くんの声がした。
潤「休んでなよ、
相葉ちゃんが「うんん、大丈夫だから」
大丈夫、って言葉が
無くなって欲しいって思った。
翔くんは大丈夫、を使いすぎてる。
翔「すいません、お願いします」
戸惑ってた先生に翔くんがそう言うと
先生が持っていたカルテに目を落とした。
「二宮さんは急性呼吸不全、という状態でした。
肺の機能障害、いわば過呼吸です。
これには色々な原因が考えられます。
ですが、東京の先生のカルテとを鑑みると
二宮さんの場合____」
身体全体の機能低下。
きっと、何よりも
恐ろしい原因なんじゃないかと思った。
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希衣(プロフ) - ちえさんさん» コメントありがとうございます！嬉しいです！長い間読んでいただけて感謝です！ご希望の展開になるかは…ですが、これからもぜひよろしくお願いします！ (2017年10月1日 22時) (
レス) id: d086dd3e98 (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - こんにちは。このシリーズ、始まった時から読んでいます。今もう、二宮さんに、良くなってー、と念を送っています(≧◇≦)。これからも更新、楽しみにしています。 (2017年10月1日 20時) (レス) id: fa7d0e1161 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：希衣 | 作成日時：2017年9月23日 18時
