29＊潤side ページ29
朝一で病院に来て
ドアをノックせずにゆっくり開けた。
和「…んぅ〜…」
ニノは寝てるのか分かんなかったけど
とにかく具合が悪そうだったので
そのままそっと扉を閉めた。
音を立てないように
荷物をソファーにおいてイスに座った。
和「…じぇーだ」
薄眼を開けたニノがそう言ったから
おはよう、って返す。
潤「ごめん起こした？」
和「…うんん」
ニノは熱っぽくて顔も赤みがかっていた。
その上声も掠れてた。
潤「熱測った？」
和「まだ、
…いって」
体勢を変えようとしたニノが顔をしかめたから
立ち上がって腕に触れると
和「_____ったい」
さっきより激しく身をよじった。
潤「あ、ごめ」
思わずびっくりして手を離した。
いや、でも腕、掴んでないし。
潤「どした？腕痛い？
ちょっと見るよ、」
まさか外傷じゃないと思ったけど
布団をずらそうとしたらニノがまた顔をしかめる。
だからゆっくり剥ぐと
病院着から覗く細い腕は
擦れたみたいに赤くなっていた。
和「…うわ、知んなかった」
だから痛かったのか、って
自分腕を伸ばしてまじまじと見つめた。
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希衣(プロフ) - ちえさんさん» コメントありがとうございます！嬉しいです！長い間読んでいただけて感謝です！ご希望の展開になるかは…ですが、これからもぜひよろしくお願いします！ (2017年10月1日 22時) (
レス) id: d086dd3e98 (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - こんにちは。このシリーズ、始まった時から読んでいます。今もう、二宮さんに、良くなってー、と念を送っています(≧◇≦)。これからも更新、楽しみにしています。 (2017年10月1日 20時) (レス) id: fa7d0e1161 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：希衣 | 作成日時：2017年9月23日 18時
