1＊雅紀side ページ1
和「ごめん、翔さん。
…結構、頭いたい」
ニノはちらりと翔くんを見て申し訳無さそうに言った。
翔「無理するからぁ」
和「ごめんって」
雅「肩の血行かもよ。
マッサージしてあげるよ！」
さっき足揉んだ時、ニノの表情少しは和らいでたし！
なんかの番組でちゃんとした先生から教わった知識だし！
害になることはないでしょ！
和「またやってくれんの？ありがと」
翔くんの魔の目から逃れて
ニノは少しだけ俺の方に肩を向けた。
相変わらず薄っぺらい肩。
硬いけど、ちゃんとあったかくって
ゆっくり強くしすぎないように気をつけた。
潤「なんか暖かいの飲んだほうが良いよね？
リーダー買い行こ」
智「えーさっむいじゃん」
とは言いつつも二人で立ち上がって病室を出た。
翔くんが皆の脱ぎ散らかしたコートをハンガーにかけながら
ニノを心配そうに見てるのが面白くって
思わずふふ、って笑ってしまう。
あ、翔くん目ぇそらした。
で、本題のニノは
…まだ怖い顔してるなぁ。
雅「どう？」
和「うーん、ちょっと良くなったかな」
っていうニノの顔は全然まだ痛そうで
和「ごめん、体起こしてるのきつい。
背中ベッドにつけたい」
やっぱり、効果なかったか…。
雅「うん、楽にして。
あ、肩支えるから」
肩を持つとニノはゆっくり体を倒してベッドに沈んだ。
翔「足もまだ痛い？
さすっていい？」
和「うん、あ、でも寝ちゃうかも」
いいよ、寝な。って翔くんが笑ったのを見て
ニノもありがと、って行って目を閉じた。
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zawamiya(プロフ) - 最近この小説に出会いました、全部読んだ今、めちゃくちゃ感動してます！！めちゃくちゃ泣きます！！最高の作品でした！感動をありがとうございました！ (2022年10月18日 2時) (
レス) id: 113d4b9246 (このIDを非表示/違反報告)
希衣(プロフ) - いちごさん» いちごさんの色んな1番に私なんかがなれて嬉しいやら光栄やら…。本当にありがとうございます。書いてきて良かった、と心の底から思えます。番外編もよろしくお願いします^ ^ (2018年1月3日 14時) (レス) id: d086dd3e98 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - 完結おめでとうございます！毎日楽しみで必ず更新チェックして読んでました。本当にいい話で最後は涙が止まりませんでした。占ツクたくさん読んでますが、この話が1番好きで1番感動しました。番外編も楽しみにしてます！！ (2018年1月3日 13時) (レス) id: d965494435 (このIDを非表示/違反報告)
希衣(プロフ) - ゆうさんさん» ありがとうございます！涙を流していただけたなんて…私が感激です！コメント頂けただけで本当に幸せな気持ちになりました！本当にありがとうございます！ (2018年1月2日 17時) (レス) id: d086dd3e98 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうさん(プロフ) - 完結おめでとうございます！希衣さんの選ぶ言葉ひとつひとつがすごく心に刺さって占ツクで読んできた小説で初めて号泣しました...!!ありきたりな言葉しか書けなくて悔しいですが、 すごくすごく面白かったです。希衣さんの作品に出会えてよかったです！ (2018年1月2日 9時) (レス) id: d26b284ad9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：希衣 | 作成日時：2017年12月9日 20時
