「俺もだけど、フエゴレオン君も相当一途だよなぁ…」 ページ16
男子組。
ミズキ「…ん、美味しい!」
フエゴレオン「…本当ですね、美味い…」
ミズキとフエゴレオンは綿菓子を食べながらシャロル達の少し後ろを歩いていた。
フエゴレオンは公務や仕事のせいで一度も綿菓子を食べたことが無かったようで嬉しそうだ。
ミズキ「…幸せそうだねぇ。メレオちゃん。アリス達も…。」
フエゴレオン「そうですね…。」
ミズキは笑顔で少し遠くにいる、シャロル達と楽しそうに話すメレオレオナを見つめている。
フエゴレオン「…ミズキ殿は。」
ミズキ「んー?」
フエゴレオン「何故、姉上を好きになったのですか?」
ミズキ「一目惚れ、かな。」
フエゴレオン「…一目惚れ…」
ミズキ「そう。っていうか元々覚えてたから。ずっと、好き。前世であった時に一目惚れして、それからずっと。」
フエゴレオン「……ハハハ!」
突然フエゴレオンが笑い出す。
ミズキ「?」
それにミズキは首を傾げる。
フエゴレオン「…姉上は幸せだな、と思いました。こんなにミズキ殿に愛されて…幸せそうだなって…」
フエゴレオンは少し前を歩く姉に目を向ける。
ミズキ「一目惚れでそのままなんて君もそうでしょ?」
フエゴレオン「…そうですね。でも私は…今世は彼女に言葉で伝えられません…だから、」
ミズキ「何言ってるの!!」
フエゴレオン「!!」ビクッ)
あまりに大きな声で驚くフエゴレオン。
ミズキ「…アレで言葉で伝えられないって相当じゃない…?」(笑)
日頃のフエゴレオンのアタックを思い出すミズキ。
フエゴレオン「せ、精一杯頑張っているんですよ!?」
ミズキ「…なら、いいんじゃない?俺もまだ、前世の約束果たせてないし、君は君で彼女にしてあげたいことがあるだろうけど…」
ミズキ「今回は、さ。危険もそんなに無いし、まだ時間はあるから。まだ決め付けなくていいと思うよ。」
フエゴレオン「ーーー。」
ミズキ「さーーっ! フエゴレオン君も食べよ?」
フエゴレオン「ーはい!」
ミズキ「ホイっ!」
フエゴレオン「ぅぐふっ」
フエゴレオン「うへほひふひへふ(詰め込み過ぎです(私に)」
ミズキ「ぜーんぶ、俺が奢るから!食べなよ!」
フエゴレオン「ん″ーっ!」
この後食べ終わったフエゴレオンはやり返しにミズキの口に焼き鳥×4とりんご飴を突っ込んだ。
ラッキーアイテム
マルクスの書類
ラッキーカラー
あずきいろ
キャラ(登場キャラのみ)
サラ・サキュラー
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メリア - ファォッ!?本当にですか!?silver swordも宜しくお願いします! (2019年7月2日 22時) (レス) id: 25b2169fce (このIDを非表示/違反報告)
日向 - 面白いです!更新楽しみにしてます!! (2019年6月30日 14時) (レス) id: 85d51aec16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:メリア | 作成日時:2019年6月27日 23時