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！？
ぎんたは声の主を探して振り返った。
その正体は…
「せーた！」
「せいた君？どういうことよ？」
椛が言った。口調は優しいが、目が笑って
いなかった。
「テツさんはやっていない。」
「「！？」」
今、明らかにテツと椛の表情が変わった。
「なぜなら。まぁおかしい所は何個かあるが、一番決定的なのは、服装だ。」
「服装？」
「兄さん、テツさんは、いつもこういう格好する？」
「え？えーと…」
テツが着ていた服は、長袖の黒いパーカーに
長いジーンズだ。
って、
「おかしくね?!」
「そう。今は7月。今日は晴れ。
こんな日に長袖でスポーツ(バスケ)なんて
僕はしない。」
「テツ、12月でも半袖着てたよね？」
「っ！いや、ただ、風邪気味で…」
「なら、何故外で遊んでるんですか？」
「オレが遊ぼうとオレの勝手だろ！」
「えぇ。そうですね。」
「ｶﾞｸｯ何なんだよ！」
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作者名：のっし | 作成日時：2018年5月3日 13時
