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時間が経って顔が
少しマシになったから、
帰ろうとして校門を出たら、
兄とカコちゃんがいた
二人共手をつないでいて、
笑顔で幸せそうだった
僕は思わず伸びた右手を押さえ込んだ
だって、できない,
してはいけないから...
だって僕は臆病で意気地無しだから
二人の幸せを壊す事はできない
だから僕は、二人の幸せを願うよ
そして、僕は醜い顔は
見せれないから、見せたくないから
僕は笑顔の仮面を付けて、
今日も二人の傍にいるよ...
絶対に幸せを邪魔しないし
させないから...
だって、
二人の一番ではなくとも、
唯一になりたいから...
そう言ったら二人は
「勿論、そのつもり」
と言ってくれるだろうか...
分からないけど...
僕は、これからも
上手くいくように願うよ
I hope that you will be happy
(これからもずっと
二人が幸せでありますように)
僕は二人の背中を見つめながら
そっと一筋の涙を流した
〜完〜
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黒木貴和 - 「ノヤゆう」さんとても面白かったです。ぜひ私の作品の「謎の少女と少年」を読んでみて下さい。頑張って下さいね。 (2018年3月1日 0時) (レス) id: 03e47b01b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ノヤゆう | 作成日時:2018年1月24日 0時