【番外編】ハーブティー�� ページ41
.
今日は休日という事もあってか、人がいつもよりかなり多い
「えっ…！？アレ、神覚者様…！？」
「本当だ…！神覚者様じゃん…！！」
この時、ガルナは一つ失態を犯していた
いつも私用で街に出る時は少なからずコートを脱いでいくのだが、急いだせいかそのままコートを着た状態で出てしまったらしい
コートの背中にはまぁデカデカと
『………うわ、』
そしてそれに気付いた時はもう時既に遅し
ガルナの周りには、ガルナ・シャルルの姿を一目見ようと押し寄せた大量の人間がいた
もう相手にするのも面倒臭いし、このままにしておこう
ガルナは酒以外でのプレゼントを何にしようか迷っていた
人にプレゼント何かあげた事ないし、私は酒を貰えればそれでいい人間だから酒以外の選択肢が全く思いつかない
『あ、』
そういえばドットはよくハーブティーを淹れてくれる
もうそれでいっか
ガルナはここらで一番質の良いハーブティーを売っている店へと足を進めた
「いらっしゃい…っ神覚者様！？」
『一番質の良いハーブティーってどれ』
「あぁそれならこちらのハーブティーとか…！」
店主に連れられ、棚に陳列されたハーブティーを眺めるガルナ
種類がありすぎて何が良いのかよく分からない
『…じゃあこの店にあるものを一通り下さい』
「ひとっ…！？かしこまりました少々お待ち下さい…！！」
ここの店のハーブティーは一つだけでもそれなりに値段が張る
しかしそれを一種類ずつ全てくれを言ってきたガルナに店主は酷く驚きながらも丁寧に包装していった
神覚者の給料はかなり良い
それはもうね？なんかすごい。豪邸一戸は余裕で立てられますねみたいな
なのでまぁガルナにとっては特に痛くもない値段なわけで、サラッとカードで払ったガルナに店主は腰を抜かしかけた
.
魔法界にもカードは存在すると思うんですよ
レインとかカードで払ってたら超かっこよくない？
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 220人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アリクイ(プロフ) - 今までで一番好きな幼児化だ…最高でした💗まじありがとうございます 本編も大好きです✨ (3月28日 18時) (
レス) @page10 id: b18e3d7574 (このIDを非表示/違反報告)
季節外れの雪だるま(プロフ) - とても面白かったです！更新よろしくお願いします🙏 (3月27日 21時) (レス) id: 12a58ce157 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ふらんそわ。 | 作成日時：2024年3月26日 18時
