【番外編】死なない感覚�� ページ38
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レ「うーん……なんつーか、時間の流れがすっげぇ遅く感じる」
『…それだけ？？』
あまりにも斜め上の回答にガルナは珍しくその表情筋を動かした
『もっと、他にないの？』
レ「えぇ？他にって言われても……あ、あるわ」
ガルナは首を傾ける
レ「すげぇ自由」
何とも彼らしい回答に、ガルナは深く息を吐いた
確かに、死なないとなればかなり自由そうだ
腕ちぎっても死なないし、首と胴体が泣き別れになっても死なないし、心臓打ち抜かれても内蔵抉り
出されても死なない
『でも、痛くないの？』
レ「んー、どーだろ。お前と同じかもな」
『……鈍ってる？』
レ「そゆこと」
じゃあ最初の頃は痛かったと言う事だろうか
私と一緒だ
『……あ、でも魔力切れたら死んじゃう？』
レ「あ、確かに。俺魔力切れたら死ぬわ」
マジで？？？
今まで気づいてなかったの？？
ガルナは酒を体内に流し込む
『……じゃあ仮に、魔力が尽きないとして、そしたら一生
レ「まぁ、俺の魔法上そーなるな」
『じゃあ、見た目はどうなるんだろ。あのじいさんみたいに老けるのか、今の状態で年だけ取るのか』
レ「さぁー？俺もそこまでは知らね。でも普通に考えたら老けるんじゃね？嫌だわー」
ガルナは少し考えた
人間には寿命があるわけで、大体の平均が80歳とかそこら
だが
『じゃあ先に死ぬのは私って事か』
レ「いや何でだよ」
レナトスは間髪入れずツッコミをした
『いやだってレナトス死なないんでしょ？私も長生きする気は更々無いし、それなら私が先に死ぬじゃん』
レ「じゃあもし仮にそうだとして、お前は一体何歳で死ぬつもりなんだ」
『うーん…２５辺りでボチボチ引退して、その先は特に何もする事ないから２５、２６辺りで死ぬかな。私明らか生きるの向いてないし。あーでもどうだろ、もしかしたら引退できてないかも。分かんない』
頭を使うと酒が飲みたくなってくる
ガルナは残り少ない酒を一気に体内に流し込んだ
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アリクイ(プロフ) - 今までで一番好きな幼児化だ…最高でした💗まじありがとうございます 本編も大好きです✨ (3月28日 18時) (
レス) @page10 id: b18e3d7574 (このIDを非表示/違反報告)
季節外れの雪だるま(プロフ) - とても面白かったです！更新よろしくお願いします🙏 (3月27日 21時) (レス) id: 12a58ce157 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふらんそわ。 | 作成日時：2024年3月26日 18時
