【番外編】君が心を開くまで�� ページ26
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それからライオは、話した内容全てをガルナに伝えた
その間ガルナは表情一切変えず、ずーっとライオを見つめたまま
ラ「…それで、単刀直入に聞くがいつからなんだ」
『もうずっと前』
正確な時期はもう覚えていないらしい
オ「原因は。心当たりでも良い」
ガルナは少し考える素振りをして、口を開いた
『親』
そしてその言葉に二人は目を見開いた
『気持ち悪い程完璧主義者で、認めて貰う為に神覚者になったけど結局駄目だった。”価値が無いから”って』
一体いつになったら価値を見出してくれるのだろうか
もうこの先一生価値は見出されないのだろうか
分からない
『だからもう全部どうでも良い。この先長生きする気は更々無いし、これ以上話すつもりも無い。今日は色々迷惑かけてすいませんでした、次からは気を付けます』
ガルナはパタン、と部屋を後にする
残された二人は深く息を吐いて頭を抱えた
ラ「……親か、」
オ「早い内に対処しないと、大変な事になりますよ」
ラ「分かってる」
取り敢えずこの事はその日の内に神覚者達に共有された
その際何人かが、「もっと詳しく教えろ」と突っかかって来たがガルナがそれしか言わなかったので何も分からない
とにかく、ガルナの事を今以上に知るにはガルナの心を少しでも開く必要がある
次の日から神覚者達は、ガルナをいつも以上に気に掛けるようになった
挨拶は勿論、「飯は食ったか」だとか「ちゃんと寝てるか」だとか「体調は大丈夫か」だとか、もう些細なことを色々聞いた
本人は「きっと二人が皆に言ったんだろうな」とは気づいていたが、別に知られても然程問題は無いので気づいていないフリを続けた
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アリクイ(プロフ) - 今までで一番好きな幼児化だ…最高でした💗まじありがとうございます 本編も大好きです✨ (3月28日 18時) (
レス) @page10 id: b18e3d7574 (このIDを非表示/違反報告)
季節外れの雪だるま(プロフ) - とても面白かったです！更新よろしくお願いします🙏 (3月27日 21時) (レス) id: 12a58ce157 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふらんそわ。 | 作成日時：2024年3月26日 18時
