【番外編】君が心を開くまで�� ページ25
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二人は自分の間にいるガルナを横目で見る
前を見つめる黒い目からは相変わらず生気を感じない
『………ぁ、』
ふとガルナが立ち止まった
ラ「？どうした」
ライオが声を掛けると、ガルナは空を指差した
『あの雲、猫みたい』
指差す方向を見ると、確かに耳の生えた動物のような形をした雲が
だがアレは……
ラ「…犬、じゃないか？」
『そうかも。…あれ、形変わった。分かんなくなっちゃった』
そして雲への興味は一瞬で削がれたらしい
『……何、話してたの』
オ「薬についての説明だ」
オーターがそう言うとガルナは間髪入れずに「嘘だ」と言った
『検査の内容、明らかにおかしかった。本来の目的とは必要の無いことまで質問された
夜はちゃんと眠れているか。食欲はあるか。今の気分は。何か趣味はあるか。何にも興味が無いと言えばそれはいつからだと聞かれた。その他にも自己肯定感の度合い、集中力と注意力の減退…
何、話してたの。私には聞かせられないような事なの』
いつの間には二人より少し前に出ていたガルナが、その黒い目で二人を見つめた
ガルナは良くも悪くも頭が良すぎた
だから他人が何か隠そうとしてもすぐに分かってしまうし、それがどんな内容なのかも概ね理解出来てしまう
ライオは深く息を吐いた
ラ「……そうだな。ここじゃアレだし、魔法局に戻って話しをしようか」
魔法局に戻った後、３人は普段誰も使わない部屋に移動した
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アリクイ(プロフ) - 今までで一番好きな幼児化だ…最高でした💗まじありがとうございます 本編も大好きです✨ (3月28日 18時) (
レス) @page10 id: b18e3d7574 (このIDを非表示/違反報告)
季節外れの雪だるま(プロフ) - とても面白かったです！更新よろしくお願いします🙏 (3月27日 21時) (レス) id: 12a58ce157 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふらんそわ。 | 作成日時：2024年3月26日 18時
