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フ「っまあでも！確かにマッシュ君の言ってる事は一理あるよ！」
ド「そうだぜガルナちゃん！人の価値ってのは他人には絶対ェ決められないモンだからな！確かに自分に価値を求める気持ちも分かるけど、そんなに思い詰めんでも良くないか？」
マッシュをフォローするように言われたその言葉に、ガルナは開いた口が塞がらなかった
だって今までずっと自分に価値を求めて生きてきて、親に認めてもらう為にまともな感覚も全て捨てて必死に頑張って、神覚者になってそれでも認めて貰えなくて、何で自分が生きてるのか分からなくなって、ずっとずっとぐちゃぐちゃしたものが心の中にドロドロと溜まっていたのに
こんな、こんな、だって、
『……よく、分からない』
ド「確かに。急にそんな事言われてもそうだわな」
物心ついた時からずっと自分に価値を求めてきたガルナにとって、「自分に価値を求めない」という生き方が理解出来なかったのだ
ド「まーでも！人生１００年時代だって言うし？この先ずっと長いんだからそんな重く考えないで生きてこうぜ。ずっと重い事考えててもしんどいだけだろ？」
マ「そーですな」
フ「そうそう！一応言っておくけど僕達、何度もガルナちゃんに助けてもらってるからね！？」
恐らく一番はレアン寮との戦いの時
フィンは最初の課外授業でも助けられたし、皆だったら魔法薬学の課題等でも何度も助けられている
ガルナはそっか、とだけ答えた
『…それともう、皆行っといた方が良いんじゃない？』
いつの間にか試合開始まで残り１５分程となっていた
ド「うわやっべぇ！！」
フ「急がないと！ってマッシュ君！？シュークリーム食べてる場合じゃないよ！？マッシュ君一番最初でしょ！？」
マ「はっ、そうだった」
取り敢えず４人は控室を出る
そして別れ際、ガルナは振り向いた
『………ありがと。ちょっと嬉しかったかも』
そしてそう言い残し、魔法で元いた場所に飛んだ
その場に残った、ガルナの固有魔法特有の甘い匂いが３人の鼻を掠めた
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アリクイ(プロフ) - 今までで一番好きな幼児化だ…最高でした💗まじありがとうございます 本編も大好きです✨ (3月28日 18時) (
レス) @page10 id: b18e3d7574 (このIDを非表示/違反報告)
季節外れの雪だるま(プロフ) - とても面白かったです！更新よろしくお願いします🙏 (3月27日 21時) (レス) id: 12a58ce157 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふらんそわ。 | 作成日時：2024年3月26日 18時
