51 ページ16
.
引き抜かれた剣からは黒煙が立ち昇っている
カ「この剣にかけられた魔法の黒煙は、触れたものが燃え尽きるまで燃え続ける。つまり触れたら君は死ぬまで燃え続ける。これでさっきのように受ける事は不可能だね」
マ「コエーー」
そういうマッシュにフィンは慌てた
フ「いやマッシュくん!?危なすぎるよ!!やめたほうが良いよ!!?」
マ「やめてーー」
ガルナは後ろに下がった
カ「じゃあ最後いくよ。あっち向いてホイだ」
今度は下以外の3方向
下を向かなきゃ駄目だ
カ「3」
カルドは剣を振りかぶり、思いっきり振り上げる
カ「2」
マッシュは次々に襲いかかってくる攻撃を避け続ける
マ「ッブネ、」
そしてカルドは下を向いたマッシュの額めがけてその剣を振り上げる
カ「1」
するとマッシュは地面を円ごとくり抜いて真上に飛ぶことで、下を向きながら避けた
しかし地面に着地した時、どこからやってきたのかフクロウが「ホー」と飛んできてマッシュの懐に入ったシュークリームを奪って何処かに行ってしまった
そしてそれを目で追っていたマッシュも首を動かしちゃうわけで
マ「え、あ、右向いてもた。…負けてしまった」
ガックリ肩を落とすマッシュにカルドは剣を収めながら伝えた
カ「いいよ今のは、ノーカンで。この勝負は引き分けにしよう」
マ「え、」
カ「いいだろう、それで」
マ「じゃあお言葉に甘えて」
カ「でも、この程度だとマカロン相手には厳しいかもね」
カルドは後ろのガルナに視線を向ける
ガ「ガルナはまだここにいるかい?折角の友達なんだ、交流も大事だよ」
『じゃあ時間までには戻ってくるね』
カ「分かった。すまないね、邪魔したよ」
カルドはそう言い残して部屋を出ていった
.
220人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アリクイ(プロフ) - 今までで一番好きな幼児化だ…最高でした💗まじありがとうございます 本編も大好きです✨ (3月28日 18時) (レス) @page10 id: b18e3d7574 (このIDを非表示/違反報告)
季節外れの雪だるま(プロフ) - とても面白かったです!更新よろしくお願いします🙏 (3月27日 21時) (レス) id: 12a58ce157 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ふらんそわ。 | 作成日時:2024年3月26日 18時