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「貴方死ぬ気ですか!!!???」


カ「……じぶん、で、うごける…、」


「もうすぐで保健の先生来ますから!!大人しく寝といて下さい!!」


カ「…うる…っ、さい…」




騒がしいなと思えば、ゼェハァいいながら立ち上がろうとしているカルパッチョと、それを必死に止めようとする先生がいた




『あーあー馬鹿だー』


「っ貴方は、アドラ寮の…!」


『あーもう行って良いよ。また後で保健の先生来るんでしょ?』




ガルナは血だらけのカルパッチョの前に立って杖を取り出す




カ「何しに…きた…」


『え?借り作りに来た』




何とも無慈悲だ


カルパッチョは痛みで死にかけていると言うのに




『普段は薬に変化させるなんて面倒臭いの極みだからやらないけど、まぁ中等部からの仲だし特別にやってあげる。いいもの見れたし。でも所詮痛み止め程度で怪我は治らないから』




そう言いながらガルナは杖を振った



『ベノマーリーフ』



甘い匂いが鼻を掠めたかと思えば、ズキズキと脈打つように痛んでいた頭が全く痛くなくなった




カ「……痛くない」


『初めての痛みがテニスラケットで脳天かち割られるとかカワイソ。思ってないけど』


カ「本当性格悪いね」


『言っとけ。お礼は酒ね。もう買える年齢でしょ』




色々話していると、保健の先生がやってきた


カルパッチョは先生に保健室に連れて行かれる間際、ずっと気になっていた事をガルナに聞いた




カ「あの時(・・・)も、こんなに痛かったの」




あの時、とはきっと神覚者最終選抜試験の時だろう

ガルナも実際、酷い怪我を負っていた


しかし、もう既に鈍っていたガルナはその痛みを感じる事は殆どなかった




『言っとくけど私、ずっと前から鈍ってきてるから』


カ「…え、」





どういう事、と聞く前に彼は保健室へと転送された




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アリクイ(プロフ) - 今までで一番好きな幼児化だ…最高でした💗まじありがとうございます 本編も大好きです✨ (3月28日 18時) (レス) @page10 id: b18e3d7574 (このIDを非表示/違反報告)
季節外れの雪だるま(プロフ) - とても面白かったです!更新よろしくお願いします🙏 (3月27日 21時) (レス) id: 12a58ce157 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ふらんそわ。 | 作成日時:2024年3月26日 18時

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