Story71-笑顔 ページ7
―鬼道side―
初めて本気で誰かを好きになった
好きです、とか…いわゆる告白の言葉というものは何度も聞いたが
それ以上にお前の笑った顔を見るほうが
嬉しかった
だから、オレは………
.
.
.
.
.
鬼｢お前を、アイツらに渡したくなかったんだ｣
自分でも思った以上に低く、小さい声だった
あ｢鬼道…くん?｣
オレの腕におさまっている小さな体
Aはゆっくりとオレの方を向いた
……近い
その距離わずか数センチ
鬼｢だから…オレは……｣
言葉が出ない
どうしてだ
何でこんなに弱気になっているんだ
何も恐れるものはないのに
Aはちゃんと、ここに居るのに
あ｢鬼道君?｣
鬼｢……っ｣
呟かれる名前
その口にオレは半ば強引にも唇を押し付けた
あ｢……んぅ｣
部屋に響く甘い声
抑えようと思っても歯止めが効かない
もう少し…というように何度も何度も角度を変え口付ける
鬼｢…A｣
オレは唇を離しAの瞳を見据えた
あ｢…どうしたの……?いきなり…｣
呼吸を整えながら不思議そうな表情をしたAはオレに言った
鬼｢……A｣
あ｢…うん?｣
鬼｢お前は、ずっとオレ達の傍に居るてくれるか…?｣
あ｢え……｣
本当に、おかしいのはオレの方だ
こんな事普段なら絶対聞かないのに
あ｢…当たり前…だよ｣
そんなオレに、Aは優しく微笑んだ
そんなAを見て
鬼｢ありがとう｣
オレもつられて微笑んだんだ
この笑顔を守りたいって
強く誓った月夜の事だった
ラッキーアイテム
革ベルト
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風丸 - 作者様・・・ネ申！ (2012年1月14日 17時) (
レス) id: 8437fe289f (このIDを非表示/違反報告)
早苗 - 夢那さん>初めまして(＾ω＾)ありがとうございますσ(*´∀｀*)更新頑張ります! (2011年12月26日 12時) (携帯から) (レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
夢那 - 初めまして！このお話すっごく好きです！更新頑張ってください(*^。^*) (2011年12月26日 9時) (レス) id: 3f2c85da6d (このIDを非表示/違反報告)
早苗 - 優さん>ありがとうございます(^^)続き頑張りますσ(*´∀｀*) (2011年12月23日 19時) (携帯から) (レス) id: 82fa908271 (このIDを非表示/違反報告)
優 - この小説の続きが楽しみです これからもがんばってください (2011年12月23日 0時) (レス) id: 31b461d93e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜田早苗 | 作成日時：2011年11月11日 17時
