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SB=0：白き暗示 ページ2
星々が美しく煌めいて、各々の地では人々の笑顔が耐えない
そんな中
それを怨むかのように黒いモヤが現れ、全てを呑み込んでいく
逃げ惑う人々
崩壊する建物
欠ける白い月
それを悲しむように見つめる一人の少女
風に靡く長い髪
何かを叫んでいる様にも見えるが
モヤがかかり、詳細は分からない
そして、
*
*
*
一夜にして消えた町
町が消えた瞬間、見る世界が白に染まった
完全に白一色の世界になると
《金の太陽が隠れる時、白い月は欠ける》
《闇に支配されし光の王国……》
《闇が在る所に闇は有り、光在る所にまた闇は有る》
《闇を切り裂く白き
《白き月と金の太陽を護りし、輝く
《
《さあ、共に戦場を駆け、舞いましょう》
哀しみの含む少女の声
その声で
それが一体何を示すのか誰にも分かりはしなかった
SB=1：ツキを持つ者→←SB=0：隠れる金の太陽、欠ける白い月
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作者名：傀儡 光 | 作成日時：2020年9月16日 23時
