素直になれなくて、 (ページ18)

今日:4 hit、昨日:6 hit、合計:222,646 hit

18 ページ18

.

さっくん日曜、12時に待ち合わせでいいかな?
Aうん、大丈夫!楽しみにしてるね!
さっくん俺も!じゃあまた明後日!

翔｢…なにお前、日曜佐久間と会うの？｣

『わっ、びっくりしたー。お風呂出たなら声かけてよ。』

上半身裸のまま、真後ろに立っている翔太。

ていうか人のスマホ覗き見しないでよ、、って

『…きゃっ！』

さっきまでスマホを見ていたはずの視界は、ぐるんっと向きを変えられて翔太の顔でいっぱいになった。

『…なに？どしたの？』

翔｢…別に。｣

私をソファに組み敷いて、上に跨ってくる。

『…パジャマ着ないと風邪ひくよ？』

翔｢このあとどうせ脱ぐんだからいい。｣

『え、ちょ、、っ、ねぇ、待って、、』

ほんと、急にどうしたの。

お風呂入るまではご機嫌だったのに、何。

まだ少し濡れてる髪の毛が首にあたってくすぐったい。

身を捩っていたら、服の中に手が入ってきて、下着のホックをパチンっと外されて。

そのまま手が胸の方にきて、思わず漏れてしまった声ごと唇を食べられた。

『あ、、ゃっ、、』

いつもだったら、私の反応をニヤニヤ見ながら攻めてくるのに。

今日は一度も目が合わないまま、執拗に攻められる。

『んっ、ねぇ、しょ、た、、』

ねぇ、なんで今日はいつもと違うの。

突然、チクッとはしる首の痛み。

…キスマークなんて、今までつけたことなかったじゃん。