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ランチタイムになる前にお客さんがやって来て、
混む時間が早くなる時がたまにある。
一度、彼が来ていた時にも
そんな状況になったことがあった。
何となくリラックスしてる感じだから
今日はもう少し居そうだな〜
と思っていると、お客さんが突然増え始めた。
シーンとしていた店内が一気に活発になる。
すると、
彼はすぐに席を立って会計を済ませた。
帰り際にはいつも目を合わせて
「ご馳走さま」
と言って帰る彼だが、
この日は視線もあまり合わず、声も抑え気味だった。
いつもの落ち着いた様子が少しぶれていて、
何かを避けているような印象を感じた。
その出来事をきっかけに
彼の行動パターンを見ていると、
人の多いランチタイムと休日を避けて、
平日の午前と夜に来ていることが分かったのだった。
まぁ人混みが嫌いな人は全然珍しくないし、
私の勝手な推測に過ぎないのだけども。
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優雨 - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜分遅くにいきなりすみません。。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 2のここの部分 都内の家をイノベーションなんてしたのだから、 これ正しくはリノベーションではないんでしょうか? (2022年5月23日 0時) (レス) @page2 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
era(プロフ) - レイさん» レイさん、恐縮です…ありがとうございます(;o;)お気遣いも優しすぎて私こそ癒されました…レイさんもご自愛くださいませ! (2018年1月17日 10時) (レス) id: 0e6a82481d (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - eraさんの小説とっても面白いです!日々癒やされております。小説を書くのがとても上手ですね( =^ω^)次回作もすごく楽しみですが、まだまだ寒い日が続きますので、お身体ご自愛ください☆ (2018年1月17日 2時) (レス) id: 9efa47c4d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:era | 作成日時:2017年12月3日 22時