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side 小山
俺は手越が倒れた直後
窓の外を見て青ざめるまっすーを見た。
外は土砂降りの雨。
走って出て行く背中を
俺は無意識に追いかけていた。
向かった先は屋上。
ドアを開けると
たんぽぽに覆いかぶさるようにして
うずくまる、まっすーの姿。
駆け寄ると冷たい雨に打たれながら
その身体は震えていた。
泣いてる……？？
雨や涙や鼻水で
その顔面は酷いことになっている。
「まっすー？」
背中をさすりながら問いかける。
「俺が…………俺が守らなきゃ……」
「え？」
「……手越の命は、俺が絶対守る」
鳴咽しながらもそう呟く姿に
ただならぬものを感じた。
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suzumana2721(プロフ) - 更新されるのを楽しみにしております。 (2018年4月29日 1時) (
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作者名：にゃん | 作成日時：2018年2月20日 21時
