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A「…お母さん、今までごめんね。それとあの子のこと、ありがとう」
母「A…(泣)」
蒼「よし、やっとわだかまりが溶けた所でA、報告があるんじゃないのか？」
A「え？」
蒼「ほら、あの花火大会の日一緒に歩いてただろ」
A「ま、さか…見たの！？」
蒼「まぁな。で、どういう関係なんだよ」
父「お付き合いしてるのか？」
A「…まぁ…はい」
母「どんな人なの？」
A「警察官。交番のお巡りさんなの」
母「あら、良いじゃない！」
父「よし、今度皆で食事に行こう。連れてきなさい」
A「え、でもまだ1週間しか…」
蒼「前から付き合いはあったんだろ？だったら良いじゃないか」
父「花園の家に入る必要はない。ただ私達がどんな人なのか知りたいだけだよ」
A「…分かりました。彼が良いって言うのなら連れてきます」
ーーーーーーー
中「なんか用？急に呼び出して。俺お前の彼氏にお前に会うなって言われてんだけど」
A「ちゃんと会うこと言ったから大丈夫です。それより、今日は話したいことがあって」
A「高校の時は、本当にごめんなさい」
中「…は？なんでお前に謝られなきゃいけないわけ」
A「私あの時、中条くんがどういう目的で私をいじめてたのか全然分からなかった。
けど今なら分かります。中条くんは、友達を死に追いやった私のことが許せなかっただけじゃない。
助けを求めてたんだよね？」
中「…」
A「あのグループの中で中条くん、いじめられてたんだよね？リーダーなんか形だけで、
他の人がやったいじめを全部自分だけの責任にされてた。そうだよね？そしてそれを
私に伝えようとして、私をいじめてた。真相を伝えるために。違いますか？」
中「…そうだよ。あん時俺、グループの中でハブにされてたんだ。カツアゲされて、
したくもないいじめの主犯にされて。散々だった。だから俺が自分から人をいじめれば、
みんな手口の違いに気づくと思った。けど誰も、気づいてなんかくれなくて。
それにムカついて、お前のいじめをひどくした…」
A「気づいてあげられなくてごめんなさい。だからもう、こんな事やめて素直になろう？
自分を作るのも、無理して人をいじめるのも。あのグループも、抜けたほうが良い。
真っ直ぐ生きよう」
中「…ｸﾞｽｯ…(泣)」
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まねまね - 最初から一気読みしちゃいました！！萩谷くんとの恋が実ってよかった〜 (2023年4月23日 11時) (
レス) id: 7ded94b651 (このIDを非表示/違反報告)
Ｍ(プロフ) - 本当ですか！？ありがとうございます。楽しみに待ってます。 (2021年4月25日 11時) (レス) id: f9e6ec9ffa (このIDを非表示/違反報告)
moe(プロフ) - Ｍさん» コメントありがとうございます！気に入っていただけて嬉しいです！何回も読み返してくださったんですね…！こんな嬉しいことはないです…。another story必ず更新します！ (2021年4月24日 22時) (レス) id: 1eedcfe68d (このIDを非表示/違反報告)
Ｍ(プロフ) - すごくキュンキュンしました。このお話大好きで、何回か読み返しちゃいました。今日も一気読みしてしまって・・・もしよろしければanothore story など作ってほしいです。 (2021年4月24日 22時) (レス) id: f9e6ec9ffa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：moe | 作成日時：2020年8月14日 0時
