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ASide
過去のことを話すうちに、この人たちには話しても大丈夫だという安心感が生まれてくる。
A「日奈は初めて会ったときから明るくて、こんな私に積極的に話しかけてくれて。
高校行かないことだって、全然理由聞かないでいてくれたし。
私にとっては、1番大事な存在でいてくれた。だから私、日奈にはあの子と同じ思いさせたくない
って思ったんです。それで大学から一人暮らしすることを決めたんです。
絶対親にばれないようにこっそり暮らそうって。そうすれば、日奈とずっと仲良くできるって。
大学も全く同じところ受験して、合格して。やっと自由になれたと思ったのに、母親は探偵使って
アパート特定してくるし、兄も勝手に入ってくるし。それで私、家族に文句言わせないって宣言
しちゃったから、大学の成績とかで黙らせようと思ってたのに、こんなことに…。」
萩「倒れそうになっちゃったと」
A「はい…」
申し訳ないことしちゃったな。お仕事の邪魔だったかも…。
萩「そんなに無理することないでしょ」
A「え？」
萩「君のお母さんがしたことは許されることじゃない。けど君が自由になりたいならそれを
ありのまま伝えて、向き合ったら良いじゃん。それで伝わらなくても、逃げたって良いんだから」
…そっか。逃げたって良いんだ。
A「…向き合う…」
長「萩ちゃん良いこと言うね〜珍しっ」
A「わっ！」
長「あ、ごめんびっくりさせちったｗ」
阿「おいながつー女子大生ビビらせんなよｗ」
長「ごめんね？Aちゃん」
A「い、いえ…大丈夫です。」
長「でも、俺も萩ちゃんの言ってる通りだと思うよ。Aちゃんだってもう20歳で立派な
大人なんだし。自由も大事だよ(ニコッ)」
日「あーー！A見っけ！」
A「日奈！？」
長「俺が呼びました〜」
萩「ずっと心配してたよ、Aちゃんのこと。ずっと無理してるって日奈ちゃんは見抜いてたよ」
A「え…？」
日「当たり前でしょ！高2ときから仲良かったんだから！親友なんだから！」
そういって詰め寄ってくる日奈。
A「はい…ごめんなさい…」
日「許さない…って思ったけどやっぱ許す！」
長阿萩「「「ｗｗｗｗｗｗ」」」
この人達のそばにいると、
心が暖かくなるなぁ。
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まねまね - 最初から一気読みしちゃいました！！萩谷くんとの恋が実ってよかった〜 (2023年4月23日 11時) (
レス) id: 7ded94b651 (このIDを非表示/違反報告)
Ｍ(プロフ) - 本当ですか！？ありがとうございます。楽しみに待ってます。 (2021年4月25日 11時) (レス) id: f9e6ec9ffa (このIDを非表示/違反報告)
moe(プロフ) - Ｍさん» コメントありがとうございます！気に入っていただけて嬉しいです！何回も読み返してくださったんですね…！こんな嬉しいことはないです…。another story必ず更新します！ (2021年4月24日 22時) (レス) id: 1eedcfe68d (このIDを非表示/違反報告)
Ｍ(プロフ) - すごくキュンキュンしました。このお話大好きで、何回か読み返しちゃいました。今日も一気読みしてしまって・・・もしよろしければanothore story など作ってほしいです。 (2021年4月24日 22時) (レス) id: f9e6ec9ffa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：moe | 作成日時：2020年8月14日 0時
