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日曜日の夜。
月曜日はふたりとも休養日ということで、
お酒が飲みたいとリクエストがあった。
デイゲームだった坂本勇人が先に帰宅。
ナイターのてっとは、
まだ試合が始まったばかりの頃。
「てっと待つ？」
「そやな」
「先に何か食べる？」
「…食べる」
仕込んでいた肉じゃがを取りに
キッチンへ行こうとすると
ぐいっと手首を引っ張られる。
「え？」
「A…」
急にかすれた声で耳元で囁く。
びくんとカラダが反応すると、
坂本勇人はニヤリと笑った。
「きゃっ」
有無を言わさず、ひょいっとお姫様抱っこをされ、
坂本勇人の部屋へ連行。
大きなふかふかのベットの上に、
ゆっくりとおろされた。
「さかも…」
「勇人」
「は…はやと…さん」
「なに？シてる時はちゃんと勇人って言うやん」
顔がどんどん赤くなっていくのが分かる。
あれは…勢いというか。
我に帰ってみると、恥ずかしさしかない。
「言って」
「は…やと」
「もっと」
「はやと…」
「A…」
どちらからともなく、くちびるが重なる。
それは角度を変えて、何度も、何度も。
私の呼吸はすぐに乱れるけれど、
勇人の呼吸は乱れることはない。
体重をかけられ押し倒されると、
私の余裕はさらに無くなる。
股の間に滑り込まされた勇人の膝。
カラダをよじってもビクともしない、たくましい腕。
すべてに魅せられる自分がいる。
「あ、むかつく」
急に勇人が不機嫌になる。
はだけさせられた胸元には、
勇人が残したおびただしい数の紅い跡。
「全部勇人のでしょ…？」
「一個…一個哲人」
たったひとつの紅い跡を指差し、
勇人はイライラした表情を見せた。
「分かるの…？」
「当たり前やん」
勇人は「くそー」とつぶやきながら、
自らの服を脱いでいく。
そしてチクリ、と。
てっとの紅い跡の上から、さらに濃い跡を残した。
「勇人…！」
「うるさい」
口は乱暴に塞がれた。
明らかに苛立っている勇人は、
強引に行為を進めようとする。
それは恐怖にも感じたけれど、
なにより坂本勇人という人間の持つ色気に、
完全に惑わされているように感じた。
私のナカで余裕をなくしていく表情、
上がる吐息、浮き出た血管。
軋むベッドの音さえも、すべてが妖艶に感じた。
「A…A…」
「勇人…！」
いつもは支配される側なのに、
今この瞬間だけは、
私が勇人を支配している…そんな気さえした。
「A…っ」
私は彼の首のうしろへと手を回した。
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琴子(プロフ) - 初めまして、せっかくいい作品なのに鍵を付けるのはどうしてですか？私も含めて見たいと思ってる人沢山いると思います。鍵を外せとは言いません。でも私達にも読むチャンスがあってもいいんじゃないでしょうか。作者様の深いお心で考えていただきたいと思います。 (2018年9月5日 1時) (
レス) id: 1b69955aed (このIDを非表示/違反報告)
AIRA(プロフ) - いおりさん» はじめまして！コメントありがとうございます☆更新遅くて本当にごめんなさい（涙）頑張るので最後までどうかお付き合いくださいっ！よろしくお願いします！ (2018年4月10日 23時) (レス) id: 995a215616 (このIDを非表示/違反報告)
いおり(プロフ) - 久々の更新とっても嬉しいです〜〜！！！連投ごめんなさい（；＿；） (2018年3月4日 21時) (レス) id: 0e33b65e0a (このIDを非表示/違反報告)
いおり(プロフ) - はじめまして！かなり前なのですが、ネコとライオン。を見つけ、AIRAさんの作品を読ませていただいて、こちらの作品も、ネコとライオンの番外編も続きを楽しみにしてました〜！！これからもAIRAさんの作品を楽しみにしてます！！！ (2018年3月4日 21時) (レス) id: 0e33b65e0a (このIDを非表示/違反報告)
AIRA(プロフ) - 楽天loveさん» 遅くなってすみません（ ; ; ）朧月夜のパスワードは、現在お答えしていないのです（ ; ; ）削除すら検討している作品ですので、どうかご容赦くださいませ（ ; ; ） (2018年3月3日 23時) (レス) id: 995a215616 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AIRA
| 作成日時：2017年4月29日 4時
