近キョリ恋愛～ Season Zero ～《Kanata.A》 (ページ6)

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光輝に冷えピタを貰って、

おでこに貼ったらヒンヤリして

気持ちよかった。

奏「顔色まで悪くなったら、さすがに保健室連れて行くからな？」

『んっ...』

奏多は私の頭をポンポンと叩いてから、

撫でてくれた。

ア「ねえ、Aと鮎川ってほんとできてないんだよね？」

奏「できてないって(笑)俺とAは昔からこうなの！」

そうだよ。

私と奏多は昔からこう。

だいたい、ハルカと美麗がセットで

私と奏多がセット。

自然とそうなってた。

たぶん、私が奏多のことが好きで

美麗がハルカのこと好きだからだと思う。

真「幼馴染み、ほんといいなぁ」

ア「ね！幼馴染み憧れる！」

真帆とアキは話しながら、

そのまま自分たちの席に戻ってった。

ちなみに、私はもう机に伏せてる。

顔は俯いてないけどね。

『ねえ、奏多？』

奏「ん？」

『ほんとは両思いなのにね』

奏「...そうだね」

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