近キョリ恋愛～ Season Zero ～《Kanata.A》 (ページ48)

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結局あれから、

謙ちゃんに承諾をとって、

これからここで寝泊まりすることになった奏多。

『私、奏多が寝てる時とかに発作起こすかもしれないからね？』

奏「大丈夫。Aだって、こんな広い部屋に1人じゃ寂しいだろ？昔からここの部屋でもさ」

私、ほんとに奏多のこと

好きになってよかった。

なにより、奏多と幼馴染みで

ほんとによかった。

奏「あ、光輝達がお前にって」

奏多に渡されたものは、

貝殻のブレスレットと、

ストラップだった。

奏「ストラップが光輝達からで、ブレスレットは女子達から！Aにだけらしいよ？」

こんなのどこに売ってたんだろ。

すごい、私好み。

奏「お前は愛されてんな(笑)」

『謙ちゃんと同じこと言わないでよ(笑)』

謙「俺が何～？(笑)」

奏多と話していたら、

いろいろ機械を持ってきた謙ちゃん。

あ、これのこと奏多に言うの忘れてた。

『私ね、ほぼこれ付けてないといけないの』

奏「そっか！でも、AはAだろ」

奏多は私の手を握りながら

そう言った。

...ありがとう、奏多。

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