近キョリ恋愛～ Season Zero ～《Kanata.A》 (ページ22)

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放課後、帰ろうとしたら

りりちゃんが来てるって言うから

帰るのやめて美麗と一緒に

ハルカ達に着いてった。

『りりちゃん！』

凛「Aちゃん！」

光「え、お前知り合いだったの！？」

『うん！』

豪「まじかよ！天使と美女とか！」

『待って。私、人じゃないの？』

海「Aは天使だよ。ね、奏多」

奏「うっせーよ！お前は！」

海斗がそう言うと、

奏多は海斗のほっぺを伸ばした。

美「じゃあ、ハルカに届け物もしたし帰ろうかな」

豪「え！帰っちゃうんですか？」

光「練習見てってください！」

海「そうですよ～！」

凛「え～、じゃあ見ていこうかな！」

えー、私も見たかったのに。

...いいなぁ。

凛「Aちゃんは？」

『私、今日検査なの(笑)』

凛「あれ？まだ治ってないの？」

『ううん、一応治ってはいるんだけど定期検診的なやつ(笑)』

ハ「また明日な」

奏「気をつけて帰れよ」

美「一緒に行こうか？」

『はーい。美麗はりりちゃんとバスケ部の練習見ていきなよ(笑)私なら大丈夫だから！』

美「じゃあ、明日ね？」

『うん！光輝たちもバイバーイ』

光「おう！」

豪「またなー」

海「バイバーイ」

みんなに手を振って、

下駄箱に行くと

なんかやけに寂しくなった。

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