近キョリ恋愛～ Season Zero ～《Kanata.A》 (ページ18)

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もう外も暗くなって、

帰らないと危ないからって

ハルカとは会わないで帰ることになった。

奏「でも凛々子さん、普通に良い人そうじゃん」

『でしょ！だって、りりちゃんずっといてくれたもん』

美「ハルカもわかるといいね」

ほんと。

ハルカ、いつかわかるかな。

りりちゃんが良い人ってこと。

...わかんないと、損してるよ。

『じゃあ、またね！』

奏「おう！明日な」

美「気をつけてね」

『うん！バイバイ！』

奏多と美麗と別れて、

音楽を聴きながら帰ってると

家の前に誰かがいた。

『...海斗！』

海「あ、A！さっきピンポンしたら、Aまだ帰ってないって言ってたから待ってた(笑)」

『もしかして、クマ？』

海「うん！ほんとは明日でいいかなって思ったんだけど、A早くほしいかなと思って！」

海斗に渡されたクマは、

やっぱりかわいくて、

嬉しすぎて海斗に抱きついた。

海「わっ...A怒られちゃうよ？」

『誰に？』

海「奏多」

『なんでよ(笑)私と海斗、いつもこんな感じじゃん』

海「いつも見てるからって、大丈夫なわけじゃないんだよ？」

『あんまわかんないけど、わかった(笑)とりあえず海斗わざわざありがとね！』

海「うん！じゃあ、また明日ね！」

『バイバーイ！』

海斗は走って帰ってった。

...海斗、走るの意外と早いよね。

クマをもう一回見てみると、

やっぱり可愛すぎた。

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