近キョリ恋愛～ Season Zero ～《Kanata.A》 (ページ12)

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次の日、顔色もいいし

熱も測ってみたら平熱だったから

学校に行くことになって、

奏多と一緒に登校した。

『あ、そういえばりりちゃん帰ってきたんだってね！』

奏「あー、メール来てたわ。...A、凛々子さんと知り合いだったの？」

『ん？私とりりちゃんは、仲良しだよ(笑)っていうか、よく看病してくれてたの！』

奏「あ、そっか。あの時って、A入院してたんだよな」

『うん。ハルカのママさんが、りりちゃんに私のこと話したみたいでそれからずっと来てくれてたの』

この話、したことなかったっけなぁ。

まあ、奏多知らなそうだし

話したことなかったんだよね。

奏「でさ、凛々子さん昨日ハルカの家に泊まったらしいぞ？」

『え？元々そうじゃなかったの？』

奏「いや、なんか本当は彼氏の家に行くはずだったらしいけど別れたんだってさ」

『あ、そうなんだ』

何かあったのかな、彼氏さんと。

...大丈夫かな、りりちゃん。

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