Because I protect it. 《SexyBoys》 (ページ16)

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顕「俺、Aのこと好きだよ」

『あらん...？』

顕「俺だけじゃないか。...ジンも、玄樹も、岸くんも宮近だって、Aのこと好きだよ」

いきなりそんなこと言われて、

頭が追いつかないわけなくて、

でもその一言が嘘には聞こえなかった。

顕「Aが決めることだけどさ、俺らは望んでここにいる。...俺ら、この仕事やったのAが初めてなんだよ」

『え？』

顕「ずっと断ってた。どんな依頼が入ってきても全部断ってた。...でも、Aの依頼が入ってきた時、5人全員意見は同じだったんだ」

待って。

依頼、って何？

誰かが私の情報をどこかに送ってたの？

顕「これ以上はまだ言えないけど、俺らはずっとAのこと探してたんだよ」

その時の顕嵐は、

儚くて仕方がなかった。

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