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和也 side
ドアを開けると、Aちゃんはベッドに座って窓から見える景色を眺めていた。
俺はAちゃんの近くに歩み寄り、
「Aちゃん、何見てるんですか？」
と声をかけた。すると、Aちゃんは驚いたように振り返り、
「っ、なぁんだびっくりしたぁ。二宮先生だったんですね。」
と微笑んだ。俺は彼女の隣に座ってこう切り出した。
「Aちゃん、今から２人紹介したい人がいるんです。呼んでもいいですか？」
そう言うと、Aちゃんは急に怯えたような表情を浮かべ、
「紹介したい人、ですか…？嫌、です…怖い…。」
と言った。俺は彼女の頭をなでながら
「大丈夫ですよ。２人とも私の幼馴染なんです。絶対Aちゃんの嫌がることはしませんから。約束しますよ？」
と語りかけた。すると、
「その２人も、二宮先生と同じお医者さん…ですか？」
と不安そうに聞いてきた。そうか、病院が苦手なら医者も苦手だよな。じゃあどうしたらいいんだろう。
「そうですよ、２人ともお医者さんです。…Aちゃんは、病院やお医者さんが苦手ですか？」
とりあえず、ストレートに聞いてみる。
すると、暫くしてAちゃんは小さくコクンと頷いた。
和「じゃあ、もし私たちが白衣を着ていなかったら少しだけでも２人に会ってもらえますか？」
Aちゃんはまた暫く迷っているようだったが、
「…二宮先生のお友達なら。」
と了承してくれた。俺は心の中でガッツポーズをし、
「じゃあ、２人にそう伝えますね。少し待っていてください。」
と言って再び病室を出た。
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こんにちは！作者のショコラです。
たくさんの応援コメ、ありがとうございます！一時、嵐タグ関連作品ランキングで２位にランクインさせていただき、とっても嬉しかったです(*´ω｀*)
この続きは(多分)明日更新します(^^♪
ではでは続きもお楽しみに！！
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ショコラ(プロフ) - おもち。さん» ご指摘ありがとうございます！呼吸器内科が正しいです(>_<)訂正しておきました。申し訳ないです。 (2020年8月19日 5時) (
レス) id: 9293f0f13d (このIDを非表示/違反報告)
おもち。(プロフ) - 初めて拝見しました！面白いです！一点気になったのですが、設定では二宮先生は呼吸器内科と書いてありますが、必死の救命での物語上では循内になっています。細かいこと申し訳ありません。 (2020年8月18日 23時) (レス) id: 2888f7ab62 (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ(プロフ) - ナマケモノさん» 了解です(^^ゞ詳しくありがとうございます！もう少し後の方で書かせて貰いたいので順番が前後するかもしれませんがご了承くださいm(_ _"m) (2020年8月17日 17時) (レス) id: 7a94125d06 (このIDを非表示/違反報告)
ナマケモノ - 過程ですが、主人公ちゃんの携帯に、お母さんから電話がかかってきて「戻って来なさい」と言われて、「迷惑だから」という気持ちと「家に帰らなきゃ」という気持ちが混ざって出ていってしまうって感じでお願いします！ (2020年8月17日 16時) (レス) id: c08bcbfb9a (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ(プロフ) - むしろ細かく書いてくださるとこちらも書きやすいので要望が多いのは大歓迎ですよ！重いとかはそこまで気にしないタイプなのでご心配なさらず(*^^*)過程も特に希望がなければ無いで大丈夫です。 (2020年8月16日 18時) (レス) id: 7a94125d06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ショコラ | 作成日時：2020年8月7日 18時
