え、こけてんの…？by私 ページ26
翌日。
今日は朝食に間に合った…。
めっちゃギリギリやけど。
梅「姐さん、おはようございます！」
「「「「「おはようございます」」」」」
若虎くんたちは、ごはんを終えたところらしく、話に華を咲かせてた。
�癲屬海了�間に会うのは、久々ですね。球場では、よくお見かけしますけど」
「最近、めっきり朝が弱くなっちゃって。今日、ようやくまともな朝ごはんが食べられるの」
こんなことを言っちゃったもんやから、若虎くんたちの眼がめっちゃ変わった。
藤「それ、悪循環っす」
江「絶対、栄養不足っすよ」
横「俺みたいにいっぱい食べないと、倒れますって！」
梅「俺たちによく『身体が資本』って言いますけど、姐さんも一緒ですよ」
…これ、ちょっとした説教やん。
ホンマ、すいません。
「横田くん並みは無理だけど、ちゃんと食べるようにするね」
若虎くんたちと離れて、よーやく朝ごはんにありつく。
プレートに野菜と卵と肉と魚とごはん、ヨーグルトと牛乳を乗せて、空いてる席を探す。
――と言ってもガラ空きで、ほとんどがごはんを終わらせて部屋に戻ってる。
「おはようございます。座っても良いですか？」
良「どうぞ。おはようさん」
新聞を読んでる新井さんの前に腰掛けた。
新井さんもごはんが終わってて、食後のコーヒーを堪能してる。
新聞とコーヒー…画になるなぁ。
良「この時間に会うのは久々だな」
「さっきも言われました」
良「そうだろうな」
新井さんは、新聞を折りたたんで、コーヒーを一口飲んだ。
良「みんな心配しとったから。身体には気を付けなあかん」
誰かれもが口を揃えて、私の体調を心配する。
「…そんなに、体調悪いように見えます？」
良「頬がこけとる」
「そうですか？全然、自覚ないんですけど…」
良「なら、言っといたる。あんまり、ええこけ方じゃないけぇ、倒れる前にゆっくり休め」
新井さんの口調が強くなった。
これはきっと、深刻なことなんかもしれん。
…ホンマに自覚はないけど。
良「倒れたらタダじゃおかんぞ」
「それ、脅し…」
良「ここまで言わんと、聞かんやろ」
うわー、私の性格バレてるやん。
良「俺らのことよりも、まずは自分のことを大事にせい。ええな？」
「はーい…」
◆◇◆
ごはん終わって、部屋に戻って鏡を見る。
こけた感じは、全然せぇへんねんけどなぁ…。
毎日見てるからか？
でも、体重は変わらへんし、お腹のお肉もいつも通りやし、痩せてはおらんのよね。
やっぱ、気のせいちゃう？
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Quintet(プロフ) - ゆかさん» コメント、ありがとうございます。あちゃー、私のルーティンがバレてしまいましたね(笑)。あともう半日、あと数時間を過ごす一息になればと思っています。これからも、よろしくお願いします。 (2016年10月14日 16時) (
レス) id: 7f540aaaaf (このIDを非表示/違反報告)
ゆか - 毎日更新されるのが楽しみです！ 毎日4時過ぎにこのお話更新されているか見てしまいます。笑 これからの楽しみにしています！ (2016年10月12日 15時) (レス) id: c3eab76729 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Quintet | 作成日時：2016年10月4日 15時
