やっぱりパンツ派！by大和 ページ24
「こうなりましたけど、いかがですか？」
Aちゃんが選んでくれたコーデは、実にシンプルでいたらん物は一切なか。
大「うん、めっちゃいい」
チンピラ風もなかし、普通んしになった。
おいも同じごつしちょっはずなんに、ないごて差が出っど？
大「コツ、ある？」
「ふふっ、秘密です。じゃあ、待ってますね」
専属ステリストは、悪戯っ子風に笑うてカーテンを閉めた。
そこは、普通に答えてくれや。
これから、1人でコーディネートせんなやっせんのに…。
◆◇◆
試着室から出っと、Aちゃんがボトムスに見入っちょった。
肌触りとかシルエットを確かめちょるっぺ。
大「気になる？」
「ちょっとだけ。試着しても良いですか？」
そうゆて、試着室に2本持ち込んで約10秒。
思いっきり、カーテンが開いた。
「どうですか！？」
大「早いわ！」
ステルよりもまず、着替えん速さにたまがっわ。
女子はもっと遅かんじゃ…？
おいと同じぐれだし…。
「そんなのはいいんで、どーですか？」
心を落ち着けて、ゆっくり見てみる。
さっきまで履いちょったルーズな感じから、脚んレンが見ゆっぴっちりとしたヤツになった。
こんた、こいで良か。
むしろ、こいが良か。
「今日みたいに遠征の同行だと、スカートじゃ動きにくいし…。昨日も、つばくろうさんに何度もめくられかけて…」
ないやってんだ、あんツバメ。
いや、あやツバメじゃなくて、おいさんか…。
大「めっちゃ似合ってる」
「ホントですか？じゃあ、これにしよ！」
Aちゃんがカーテンを閉めた。
きっと、こん時間も早かじゃろうな…。
こん間に、棚にあった同じ商品を持って会計をすっ。
先に1つだけ別ん袋に入れてもろうちょったら、Aちゃんが商品を抱えてやってきた。
「これでレパートリーが増えますね」
大「そうだな。ほら、これ」
そして、おいはそん袋を渡す。
「ん、なんですか？」
大「Aちゃんの分」
「えぇ？！」
テーピングされた隙間から中を見て、真ん丸な眼でおいを見た。
大「いつも世話になってるから」
「いやいや、そんなの関係ないですよ！わた…」
返してこようとすっ袋を、Aちゃんに押し付けっ。
おいが引っ気がなかと分かった瞬間、満面ん笑みになった。
「ありがとうございます。…でも、今回だけですからね」
念押しされたが…おいはチャンスがあれば、何度もすっもりだ。
大「パンケーキ、好き？」
「はい、大好きです！」
大「よし。じゃ、食べに行こうか」
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Quintet(プロフ) - ゆかさん» コメント、ありがとうございます。あちゃー、私のルーティンがバレてしまいましたね(笑)。あともう半日、あと数時間を過ごす一息になればと思っています。これからも、よろしくお願いします。 (2016年10月14日 16時) (
レス) id: 7f540aaaaf (このIDを非表示/違反報告)
ゆか - 毎日更新されるのが楽しみです！ 毎日4時過ぎにこのお話更新されているか見てしまいます。笑 これからの楽しみにしています！ (2016年10月12日 15時) (レス) id: c3eab76729 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Quintet | 作成日時：2016年10月4日 15時
