二度とせぇへんわ！by私 ページ20
あのトリオを退場させて、よーやく一息吐ける。
良「Aの地は、ああいう感じか」
鳥「やっぱり大阪人だな」
西「親近感沸くわー」
…と思ったら、第二陣がやってきた。
今の目撃されてるやん。
良「わしらにもタメでええんやけど？」
「ムリです。目上の方にタメなんてきけません」
西「ええやんかー」
西岡さんに肩を組まれた瞬間、小脇に引き込まれてしまった。
西「俺たちの仲やろ？」
「っ…」
しかも、耳元で喋られるから大変！
本能的に身体をよじったら、鳥谷さんが救出してくれた。
鳥「その前に、体幹トレーニングだな。みっちり教えてやる」
良「トリさんのは厳しいから、覚悟しとき」
何で！？
首振ってないのに、何で決まってんの？
西「これでパピー対策もバッチリやから、《お守り》付けんで済むな」
これやと、TVにも抜かれてるやろーなぁ…。
あな、恐ろしや。
西「じゃ、お疲れさん。お先ぃやで」
色んな理由で凹んでる私にハイタッチをして、お三方はロッカールームに戻って行った。
◆◇◆
気力が失せて壁にもたれてたら、最終組がやってくる。
原「すごく賑やかだったな」
能「どうしたん？」
「お2人もお疲れさまです…」
能「笑顔で言ってくれな困るけど、今日は許しといたる」
能見さんが、肩を叩いて労ってくれる。
ちょっと癒されたら、とりあえず一区切りつけて、2人と途中まで一緒に歩く。
「もーっ！全部パピーのせいや！」
能「《お守り》事件の話？」
「そうです！せめて、着替えてくれたら…」
ふみくんも、能見さんも笑ってる。
能「今日のぐっちは、ハツラツとしとったから、《お守り》効果はあったんとちゃう」
「言わんといてください…」
原「恥ずかしがらなくてもいいって。僕はすごく嬉しかったから」
ふみくんが頭を撫でてきた。
そんなんされたら、余計恥ずかしいやん。
能「A、良かったな。ええ友達ができて」
「ホンマですね。数少ない友達ですよ」
能「この娘、ちょっとあれやけど、これからも仲良くしたってな」
そう言って、ふみくんの肩を叩く能見さんは、まるでお父さんみたい。
…てか、『ちょっとあれやけど』って何やねん。
◆◇◆
ロッカールーム前に到着。
ここで、2人とはお別れ。
能「今日はバス？」
「別行動なんです」
能「そっか。…明日の朝は、ちゃんと食べに来ぃや。寝坊したらあかんで」
「が、頑張りまーす」
――って宣言したけど…。
結局、翌朝も遅刻して、朝ごはんを食べ損ないました。
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Quintet(プロフ) - ゆかさん» コメント、ありがとうございます。あちゃー、私のルーティンがバレてしまいましたね(笑)。あともう半日、あと数時間を過ごす一息になればと思っています。これからも、よろしくお願いします。 (2016年10月14日 16時) (
レス) id: 7f540aaaaf (このIDを非表示/違反報告)
ゆか - 毎日更新されるのが楽しみです！ 毎日4時過ぎにこのお話更新されているか見てしまいます。笑 これからの楽しみにしています！ (2016年10月12日 15時) (レス) id: c3eab76729 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Quintet | 作成日時：2016年10月4日 15時
