大きな子どもby若虎 ページ23
翌日。
若虎は、藤浪・梅野の部屋に集合していた。
江「1人で大丈夫か？」
梅「姐さん大好き、だから大丈夫」
�癲屬泙 ⊆�分から手を上げる人ほど、危ない人はいないですけどね」
藤「それ、言えるわ」
◆◇◆
――ピンポーン――
横田は、ある部屋のインターホンを鳴らした。
『はーい。ちょっと待ってくださいねー』
横「あ、いるー♪」
存在が確認できた途端、横田のテンションが急上昇する。
それから間もないく、ドアが開けられた。
「あ。横田くん。おはよ」
横「おはようございます♪」
出てきたAは、Tシャツとロングパンツというラフな格好をしている。
いつものスカートを想像していた横田は、それに衝撃を受けてしまった。
横「姐さんも、そんな格好するんですか！」
「部屋着は基本コレだからね。…ところで、どうしたの？」
横「姐さんを誘いに来たんです！行きましょ！」
横田はAの手を引っ張り、外へ連れて行こうとする。
「ちょ、ちょっと待ってね！部屋のカギとか、色々持ってくるから！」
猛進する横田をとりあえず制止させたAは、必要なモノをポケットに入れて、部屋を出た。
「もー。朝からどうしたの？」
横「みんなでお喋りするんです」
「お喋りって、女の子みたいやね」
横田はAの手を引いて、軽快な足取りで部屋に向かった。
◆◇◆
横「では、どーぞ」
部屋のドアが豪快に、横田によって開かれた。
「入っていいの？」
横「もちろん」
「じゃあ、お邪魔しまーす…」
確認を取ったAだが、それでも躊躇いながら部屋に足を踏み入れる。
梅「姐さん、どうぞ」
奥から出てきた梅野に誘導されて、Aは鏡台前のチェアに座った。
改めて部屋を見て、若虎が集合していることに初めて気付く。
「みんなも来てるんだ」
藤「元々、俺らの部屋なんすけどね」
「そうなの？てっきり、横田くんの部屋かと…」
梅「自分の部屋が汚いから、こっちに来たんですよ？」
「あー？横田くーん？」
Aは含み笑いをしながら、我が物顔でベッドに座る横田を見た。
横「わ、分かってますって…」
あの横田がうろたえた。
同時に、横田がAに弱いことが発覚。
江「ホント、弱いなぁ」
�癲屬世辰燭藾管堯�姐さんに言ったらいいんじゃないですか？」
藤「そうやな。姐さん、これからヨコの子守り、お願いしていいっすか？」
「えぇー…」
急に振られたAが、思いついた返答は――。
「〈未婚の母〉になっちゃうんだけど…」
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Quintet(プロフ) - リンさん» コメント、ありがとうございます。「伝統の一戦」は私も書いていて、楽しかったパートです。いつの間にか、鳥谷さんにすり変わっちゃいましたが(苦笑)、能見さんにツボっていただけるとは…ありがとうございます！引き続き、『Happy Everyday』をよろしくお願いします。 (2016年8月31日 15時) (
レス) id: 7f540aaaaf (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - ヒロインちゃんを巡る阪神vs巨人のやり取りが面白かったです〜。個人的には嫌な笑みの能見さんがツボでした← (2016年8月30日 15時) (レス) id: 28ba078f17 (このIDを非表示/違反報告)
えり - コメント返し、ありがとうございます！私自身野球やってたんです。怪我でやめたんですが^^;阪神、ヤクルト、日本ハム好きで。転勤で住んでた場所のチームです。ずっと応援させてくださいね(*^^*) (2016年8月18日 16時) (レス) id: 4c6f302957 (このIDを非表示/違反報告)
Quintet(プロフ) - えりさん» はじめまして、えりさん。コメント、ありがとうございます！オモロイと言っていただけて、ホントに嬉しいです。書く甲斐があります！メンバーが増えて大変ですけど、これからもオモロイと思っていただけるように頑張ります。陰ながらでいいんで、応援お願いします♪ (2016年8月18日 15時) (レス) id: 7f540aaaaf (このIDを非表示/違反報告)
えり - 初めまして。いつも楽しみに読ませていただいてます。主人公ちゃんをめぐる阪神vs.巨人めっちゃオモロイです（笑） (2016年8月17日 15時) (レス) id: 4c6f302957 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Quintet | 作成日時：2016年7月27日 14時
