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清side
今日から中学生だ
楽しみだな、どんなクラスなのかな?と、ほとんどの人が思うだろう
けど私は思わない
とにかく何もなく卒業できればいい、と思ってる
清「はぁー…やだなぁ」
と、学校に着いた
確かこのまま体育館にいくはず、だってみんな体育館の方に入ってってるし
体育館の前に自分のクラスが張り出されてる、それを確認し中に入った
式が始まり退屈な時間が過ぎる
「新入生の言葉」
初日そうそう可愛そうに、断れば良かったのに
「篠崎りおんさん」
しのさき、、りおん?
確か小学校同じだったはず
私あの子が苦手
そんなことは置いておき
間に居眠りを挟んで式を終え、教室に向かった
私の席は名前の順だから結構前だった
隣の席の人は
榎田小太郎
キノコみたいな人だな、と思い席に着いた
「おはようございます!」
そこに入ってきたのはどうやら私の担任らしい
いかにも何事にも全力でやる熱血な50ぐらいの先生だと察した
生徒全員やる気が無いのに先生だけあって、しんと、しちゃってる先生いるよね。そういうタイプだろうきっと
「よし、今から自己紹介をしてもらう。名前と、誕生日、それから好きなこと、もの、最近楽しかったこと、クラスに一言言ってってもらうからな、一番の人からよろしく。」
長くない?名前と一言だけでいいと思うんだけど
私の番が来て発表した
「よし、今日はこれで解散、持ち物は手紙に書いてあるからな忘れ物するなよー」
「さようなら」
『さようなら』
初日ということもあり早く終わった。これからシェアハウスに向かう
スマホを片手に地図を見ながら進んでいく
清「もうすぐ着くはずなんだけど」
すると目の前に大きな家があった
スマホの写真と照らし合わせた
これだよな?
もう一度照らし合わせた
完全にここだ
回りから見ればキョロキョロしている不審な奴だろう
そう思われても仕方がない
初めてだから一歩踏み出すのに緊張する
よし!と一歩を踏み出した時後ろから声がした
「何やってんの人ん家の前で、しかも写真撮ってるみたいだし警察呼びますよ」
清「あっ、違います」
「何が違うの今やってましたよね?」
清「あの...今日からここに住むことになりました神谷清です」
「なんだ、清ちゃんか、びっくりした小太郎のあとに付いてきた人かと思っちゃった。よろしくね」
清「よろしくお願いします!」
優しそうな人でよかった、ここの生活に慣れないとだな
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作者名:だんくん | 作成日時:2019年10月17日 20時