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BATTLE18 ページ21

〜及川side〜



「……かわ、及川!」



「……ん。」



ひんやりとした感触。



あれ?俺昨日毛布にくるまって寝たよな……。



目を開けると、




銀色の床。



辺りを見回すと、




銀色の壁。




銀色の天井。




と、仲間達。




「……ここ、何処?」



『やぁ皆さんお元気ですか?』



そんな俺の呟きは突如室内に響いたロボットのような声に書き消されてしまった。




壁を見ると銀色の壁がぐにゃりと歪み、色を作り出し、やがて映像が映し出された。



『どうもおはようございます。僕はチツテ。政府能力撲滅課の責任者です。』



――チツテ――


そう名乗ったモニターに映っている人は、銀色の能面みたいな面をつけていた。



表情は一切読み取れない。



『えー早速ですが、君達を捕らえさせていただきました!いきなりすみませんでしたね。』



飄々と話し出すチツテ。



『あ、始めに言っておきますが、能力使おうとしても使えませんので。



この空間、君達の仲間の能力で無効化かけてあるので。』



無効化……って、



「爽やかく……菅原くんが居ない!飛雄も!チビちゃんも!」



「木葉!木葉がいない!」



「おい烏野全員居なくねーか!?」



チツテの言葉に皆が騒ぎ出す。



『木葉秋紀はそうですね。

彼の能力『能力無効化』はかなり珍しい能力。

なので、今この場に使わせていただいてます。



ご安心を。命は取ったりはしませんよ。

ただ眠っていただいているだけです。




ですが、烏野は違います。』



烏野は……違う?



「まさか……!!」



『そう。








彼らは私の僕です。』



烏野が………敵?



――リリリリリ



『おっと、昼食の時間ですね。

では続きは彼らからお聞き下さい。僕は失礼しますね。』



映像が切れたかと思うとたちまちモニターは変化し、すぐに銀色の壁に戻る。



と、反対側の壁が今度は動き出した。



俺達が見守る中銀色の壁はどんどん形を変えていき、ついにはドアの形になった。



そして、



「……澤村くん。」



開いたドアから烏野が姿を現した。



「……飯の時間だ。」



ーーーーーーーー




またいつかchildren fileでも書きますが。



とりあえず軽く捕捉です。



木葉秋紀の能力
…能力を無効化する者

菅原とほぼ同じ能力。

しかし、自分が立っている地面の上にいる人全ての人の能力を無効化する。

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作者名:フォンテイン | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2016年10月11日 13時

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