BATTLE11 ページ13
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「初めまして。赤葦京治です。梟谷学園バレー部の副主将やってます。」
宜しくお願いします、と頭を下げる黒髪癖っ毛の赤葦さん。
「ヘイヘイヘーイ!俺は木兎光太郎!主将だぁー!」
木兎さんはさっき飛んでた髪型が特徴的な人。
「木葉秋紀。同じく梟谷学園バレー部。」
つり目のこの人が木葉さん。
どうやら梟谷学園にはこの3人しか残っていなかったらしい。
「しっかし何で俺らが『能力』持ちなんだろうなー。」
「共通点は……バレー部だということ位?」
「さっきレーダー見たときも和久南とかレーダーついてたよ!」
各々考え込む皆さん。
「そういえばさ、木兎。」
この重々しい空気を破ったのは、澤村さんだった。
「音駒、知らないか?てっきりもう合流してる頃かと……。」
途端、苦々しい顔になる梟谷の皆さん。
「音駒は……。」
その言葉を邪魔するように、
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ズドオオン
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地面が揺れた。
「!!まずい………!」
「悪い澤村!話は後だ!赤葦!木葉!行くぞ!澤村、えーとあと茂庭と及川!何人か貸してくれ!」
「わかった。田中、西谷、縁下、旭、行けるな?」
「鎌ちと笹やんと俺行くから!二口、こっち頼んだよ!」
「京犬ちゃん、暴れてきて良いよ。あと……渡と矢巾。京犬ちゃんのフォローお願い。」
それぞれの主将の言葉を聞いて、それぞれが立ち上がる。
「他の奴はここ死守してくれ!行くぞ!」
だけど、私達はこの後、
恐怖のどん底に陥れられることになる。
あの時、私達がが木兎さんの言葉を最後まで聞けていたら、
未来は変わっていたのかもしれない。
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