ジュルミ ページ34
俺はよくリノヒョンとおすすめの曲を聴きあっている。そして今はツアーのため海外へと飛び俺たちはホテルにいる。部屋で曲を聴いていると良い曲を見つけたのでヒョンに教えに行こうと部屋に向かう。
「ヒョ〜ンこの曲聴いてみてよ」
と部屋へ突撃し部屋にあったソファに座っているリノヒョンの元へと小走りで向かうと
「お〜ヨロブンAがきましたよ」
デジャブを感じる。冷や汗が止まらない。ぶるぶると顔を震わせながらヒョンが話している方向へ視線を向けるとそこには配信画面。チャニヒョンの時の悪夢再来である。
幸い体操着は着ていないが前回隠蔽に成功したジュルミTシャツを堂々と着ていることに気づく。チャニヒョン同様リノヒョンも俺のこの姿に慣れていて全く気づいていない。
不幸中の幸いか、ジュルミは画面に映っていなかったようだ。とりあえずこいつを隠し通さねばと焦りすぎてIQが垂直落下している頭で考えた結果はヒョンに抱きつくことであった。なぜ抱きついたのかは分からない。人は限界まで焦ると気が狂ってしまうのである。
ただ配信を見ていたstayからすれば急に俺が乱入してきたと思えば狂ったように笑いながらヒョンに抱きついているのだ。トラウマレベルだろう。すまないな、俺もこの状況はトラウマなのである。
もちろんヒョンに無理やり引き離されジュルミTシャツをお披露目してしまった。ヒョンは俺がしようとしていたことを今察したのか鼻で笑いながらこのTシャツ見てくださいと言い始めた。
俺のアイドル人生はもう終わりである。おしゃれな俺というアイドル像はstayの中から完全に消え去ってしまったのだ。
俺やばいやつだとおもわれるじゃん〜と嘆くと隣から気づいてなかったの？と聞こえてくる。
このヒョンなんなの？とりあえず顔を覆っていた指の隙間からバレないように睨むと隙間越しに殺意のこもった目とご対面。俺は今ヒョンの方が怖い。
体操着事件のようにstayの圧倒的拡散力で速攻ジュルミがトレンド入り。またもやネタにされ俺は誰かの部屋に入る時は必ず確認しようと、そう学んだのである。
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原田(プロフ) - メリアさん» ほんとですか〜!?嬉しすぎますㅠ まさか夢主くんのような方がいるなんて！笑 親近感持っていただけたみたいで嬉しいです！ありがとうございます〜！ぜひこれからも読んであげてください>< (2023年5月2日 20時) (
レス) id: 4f44ce53dd (このIDを非表示/違反報告)
メリア(プロフ) - 初めまして,朝から晩まで夢小説を読み漁っている生粋のオタク(？)なのですが、原田さんの書かれてるこちらの作品が今1番楽しみにしてる作品です。私自身も警戒心を母のお腹に置いたまま成人したタイプなので夢＋親近感も味わってます。これからも応援させてください♡ (2023年5月2日 1時) (レス) id: d93d75067b (このIDを非表示/違反報告)
原田(プロフ) - りんごさん» ありがとうございます〜！ほんとですか〜！チャニとの絡み、好きと言っていただけてよかったですㅠ続編も頑張ります〜！コメントありがとうございます！ (2023年4月26日 20時) (レス) id: 4f44ce53dd (このIDを非表示/違反報告)
原田(プロフ) - ぴろりさん» ありがとうございます〜！ほんとですか！そのお言葉、すごく嬉しいですㅠなんとか続編頑張ります…！コメントありがとうございました！ (2023年4月26日 20時) (レス) id: 4f44ce53dd (このIDを非表示/違反報告)
原田(プロフ) - しゅがあさん» ありがとうございます〜！続編頑張りますね〜！その時はぜひ見ていただけると嬉しいですㅠ愛されてる感が出せてるみたいで安心しました笑 コメントありがとうございます…！ (2023年4月26日 20時) (レス) id: 4f44ce53dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：原田 | 作成日時：2023年3月19日 17時
