北の海の魔女短編＆番外編Ⅱ 【ONE PIECE】 (ページ37)

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聚合アクターズページ37

『ルフィ！』

ルフィ「おぉ、A！お前もこの島に来てたのか！」

空間転移した先は、麦わらの一味が揃うサニー号の船上。

サンジ「んAちゅわわわん！♡ こんな所で会えるなんてきっと運命だね～♡♡」

『そうね。ところでこの島...なんか怪しいと思わない？』

抱きつこうとしてきたサンジを華麗に躱(スルー)し、ルフィ達に問いかける。

ロビン「えぇ。まだハッキリと、何があるのかは分からないけれど...。」

『あんまり無茶しないようにね？私もしばらくこの島に滞在する予定だし、何かあったらいつでも連絡して。』

ルフィ「おう！Aも、いつでも俺たちに連絡しろよ！」

チョ「そういえば、トラ男には会ったか？」

『うん、ナンデモ砲で空島に行ったみたい。』

ナミ「あんたはついていかないの？」

『空島に鉱石はないから、行く意味はないかな。何かあればローが教えてくれるって言ってたし。』

ナミ「変なとこドライよねー、あんた...。」

ナミが呆れ顔でAを見る。

『？？それローにも言われた。』

ウソ「本人に言われちゃ世話ねぇや。」

『？？？じゃあ、私は行くから。』

頭上に疑問符を浮かべながらも、まぁいいかとあっさり話題を変え、Aは箒を手にする。

ナミ「あぁ、そうだ！どこかでゾロを見たら、迷子になってないかだけ確認しておいてくれない？単独行動はいいけど、帰れなくなってると困るから。」

『ふふ、了解。じゃあね！』

Aは箒に乗ると、飛び去って行った。

◆◆◆

スイショー渓谷。

『はあ...ここも海兵ばっかり...。』

採掘が出来そうな場所には、全て海軍の見張りが立っていた。
鉱山と同じく、一般人やその他の輩が来ては困る理由があるのだろう。

『どうしようかな、騒ぎは起こしたくないし...。』

「ここで何している、魔女。」

『わ、？！』

背後からの声に、反射的に距離を取り、戦闘態勢に入る。

『...ロブ・ルッチ...！』

「また麦わらの一味と何か企んでいるのか？」

『ルフィ達は関係ない。私は魔法研究の為に、この島の鉱石を調べに来ただけよ。』

「...ほう、鉱石(・・)をか。」