終焉 ロー ページ13
ルフィが、勝った。
鳥カゴが、溶けるように消えてゆく。
『...綺麗な空ね。』
ロー「...そうだな。」
ローとAは、壁に寄りかかって座り、空を見上げる。
『長い一日だった...。』
ロー「A、体は大丈夫か？」
『私は大丈夫、だけど、ローこそ大丈夫？ルフィも寝てるし、皆が来るまで休んだら？』
ロー「そうする。お前も休め。」
『...わかった。《サイレント》』
Aがぱちん、と指を鳴らすと、ふたりを覆う防音壁が現れる。
ロー「...懐かしいな。」
『ローのために使うなら、きっと許してくれるよね。』
ローはAを抱き寄せ、目を閉じる。
ロー「...おやすみ。」
ローに体を預け、Aも目を閉じる。
『...ん、おやすみ。』
防音壁の外。
ドレスローザの空に、ギャッツの声が響く。
ギャッツ「勝者は！ルーシー！！」
◆◆◆
ぷるぷるぷるぷる
ロー「...おい、お前の電伝虫だぞ。」
ローがAの頭をぽんぽんと叩く。
『...ん？あぁ...ごめん、全然気付かなくて...。ローよく気付いたね。
はい、もしもし。』
コアラ「...あ、こっちは無事に任務完了して、サボ君とエース君が来たら撤退するよ！Aちゃんはどうするの？」
Aはちらり、とローを見ると、ローもこちらを見ていたようで目が合った。
『私はここで、革命軍とは別れる。元々、ドレスローザまでの予定だったし...。サボとエースによろしくね。』
コアラ「ふふ...Aはそう言うだろうから、顔見てから帰るよ、って、言ってたよ。最後に会ってあげて。」
『わかった。じゃあ、コアラも元気で。また何かあったら協力するよ。」
コアラ「ありがとう！...そうだ。初恋、出来た？」
Aは再びローに視線を向けると、またバッチリ目が合う。
『...うん。』
コアラ「今度会ったら聞かせてね、モテモテのAちゃんのハートを射止めた彼の話。...それじゃ。」
がちゃ
『...モテモテ、ねぇ...』
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名無しの夢女子(プロフ) - レイラさん» ずっとバトルシーンが続いたので、やっとイチャイチャが書けて良かったです...！文才は私も自信ないので、書いてから10回は読み直して手直ししてから上げてます笑 それでも、上げてから直すことも多いですが... (2021年3月17日 22時) (
レス) id: 06e76053a7 (このIDを非表示/違反報告)
レイラ(プロフ) - 名無しの夢女子さん» 流石作者さんだ……サボとローは普通に知ってそうですもんね笑こんないいネタ思いついたら私も絶対勝ち誇った顔になるだろうなぁ(文才ないので無理無理()) (2021年3月17日 13時) (レス) id: 3f1cc56245 (このIDを非表示/違反報告)
名無しの夢女子(プロフ) - レイラさん» コメントありがとうございます！このネタ思いついた時に勝ち誇った顔をしたのは、エースとサボじゃなくて作者でしたね。笑 たぶんエースは必死こいて調べてきたと思います。可愛い。 (2021年3月17日 12時) (レス) id: 06e76053a7 (このIDを非表示/違反報告)
レイラ(プロフ) - モテモテの夢主ちゃんがすっごく可愛いですね…！！キスする場所…ほんとにあの3人は知ってそうですねw (2021年3月17日 12時) (レス) id: 3f1cc56245 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無しの夢女子 | 作成日時：2021年3月15日 21時
