協力依頼 ページ1
混雑する街。人並みを縫うようにして歩く。
身体が鈍るから、と、何とかマルコを説得し、隣島までの外出の許しを得てきたA。
(それにしても、暗くなる前に帰ってこいよぃ、なんて...)
子供扱いもいいところである。年齢ならこちらの方が圧倒的に上なのだが...。
そんなことを考えながら歩いていると、不意に誰かに腕を掴まれた。
(ッ、海軍か？！)
即座に戦闘態勢を取るが、相手もそれに気付いたのか慌てて話し出す。
「驚かせてごめんなさい！私たちは貴女の敵ではありません！」
『...それで、はいそうですか、って信じると思ってるの？』
相手は女のようだった。
警戒は怠らず、相手の出方を待つ。
周りの人々は、そんなAたちには目もくれず道を行き交う。
「私は革命軍です。お話したいことがあります。」
◆◆◆
マルコに適当な理由をつけて「遅くなる」と連絡をしたあと(しつこく理由を聞かれたが、電伝虫をガチャ切りしておいた)、先程の女性ーコアラに案内されて到着したのは、シンプルな宿の一室だった。
そこにいたのは、
エース「A...！！」
『エース？！なんで革命軍と...？！』
サボ「おっと...情報収集のつもりが、とんでもない人を見つけたなぁ」
エースと、帽子にゴーグルをつけた男ーサボと名乗ったーだった。
エース「まったく、目が覚めたんなら連絡くらい寄越せ。ずっと心配してたんだぞ」
『だって電伝虫持ってない...これはさっきマルコに貰ったやつだし...』
エース「お前が持ってなくても、マルコが俺に連絡すれば良...あぁ、そういう事か...マルコの奴...」
『...？ 兎に角、会えてよかったけど...エース、海賊辞めて革命軍になったの？』
エース「いや、そういうわけじゃねェ。俺とルフィとコイツ...サボは兄弟なんだよ。サボに頼まれて、ちょっと革命軍に協力してんだ。それに、革命軍トップのドラゴンはルフィの親父だ。協力しない訳にいかねぇだろ」
『成程ね...。エースがここにいる理由はわかったけど、私を呼んだ理由って？』
コアラ「今日、Aちゃんを見掛けたのは幸運だったね。偶然だったんだけど...。私たちに協力して欲しいの。」
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名無しの夢女子(プロフ) - レイラさん» コメントありがとうございます！励みになります、嬉しいです！完璧な自己満足で書いていたので...笑 これからもハイペースで頑張ります(･∀･) (2021年3月12日 12時) (
レス) id: 06e76053a7 (このIDを非表示/違反報告)
レイラ(プロフ) - I から読ませていただきました！すっごく私が求めていた感じで、凄く続きが気になります！！更新頑張ってくださいね！ (2021年3月12日 11時) (レス) id: 3f1cc56245 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無しの夢女子 | 作成日時：2021年3月8日 0時
