北の海の魔女短編＆番外編Ⅲ 【ONE PIECE】 (ページ1)

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アニオリ中編】奇襲ページ1

アニオリ回 PH→DRまでの間ギャグ色強めの脚色

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ブルックとビンクスの酒をデュエットしてたら、甲板にローがいた。

『(は...恥ずかしい...。寝てる...よね...？)』

寝室(男部屋)へと戻るブルックを見送った時に気が付いた。
え？いつからそこに？(最初からいた)

『ろ、ロー...？寝てる...？(小声)』

「...起きてる。」

『ひい？！ごめんなさい！お耳汚しを...！』

目を閉じたまま答えたローに、土下座の勢いで謝罪する。

『まさか人がいるとは...！』

「シーザーがいるんだぞ、見張りがいなくてどうする。」

『...そういやいたね。...寝てるけど。』

良かった。アイツは起きなかったか。

「...骨屋に口説かれてたな。」

『お世辞でしょ？もう、揶揄わないでよ。』

「...ふ、上手かったじゃねェか。」

『やだ...忘れて...。』

他の誰かならともかく、よりによってローに聞かれてたなんて...。

『...ッ、何...？！』

「どうした？」

上空に、おかしな気配。
殺気はない。でも数が多い。...敵か？

『上から...！』

考えてるうちに、それはサニー号に降り立った。
妖しく緑色に光る、無数の"何か"。

ルフィ「なんだなんだ？！」

その騒音で、眠っていたクルーも甲板へ出てきた。
一瞬間を置いて、そして。

ルフィ「ぶ...！！」

『な？！』

ルフィが、殴られた。
それを合図に、謎の敵からの攻撃が始まった。

ブル「暗くて見えません！」

サンジ「数が多いぞ！なんなんだ...！」

『殺気がない！どうして...！』

次々と襲い来るそれ。

ウソ「ギャアー！！A！助けてくれぇ！」

『手一杯だっての！』

チョ「A～！！」

『今すぐ助ける！！』

ウソ「扱いの差！！！」

◆◆◆

少し経つと、それらは急に攻撃を止めた。
そして、海へと飛び込んで行った。

『？？空から来たのに、海へ...？泳ぐの？』

ルフィ「なんだったんだ...。」

「こんばんは、皆さん。」

夜闇に響く、不気味な声。
一同が見上げると、展望室の上に、声の主が立っていた。

「我が名はブリード、ペトペトの実の能力者。」

『(ぺとぺと...？？粘性の何かかな...。)』

Aが呑気にそんなことを考えていると、

ロー「？！しまった！」

シーザーが、攫われていた。
Aは、即座に箒を手にする。

『大事な人質、逃がすか...がッ？！』

箒に乗って飛び上がった途端、暗闇から襲ってきた蹴り。

ナミ「A？！」