skmt �� ページ12
『う...ん...？』
背中側の布団が捲られたのだろうか、ひんやりとした冷気を感じて意識が浮上する。
いつの間に寝てしまったんだろう。
「あ、起こしちゃった？ごめんごめん」
そう言って坂ちゃんが布団に潜り込んできた。
『え、なに、大丈夫？』
突然のことに一気に目が覚めて、布団から抜け出そうとする。
「待って、いいから。そのままで。」
起こしかけた上半身を抱き止められて、布団の中へ戻される。
そのまま後ろから抱き締められる形になってしまった。
『...もう中岡くん帰ったの？』
平静を装おうと、なんでもない話を振る。
当たり前のように一緒に居たけれど、こんなにも男女を意識するような事は今までなかったのに....
「一旦帰った。あーあ、ひとりもんは寂しいなぁー？」
そう言って、抱き締めた腕に力を込める坂ちゃん。
心臓がギュっと痛む。どうして嬉しいと感じるんだろう。
「...ねぇ、A、ダメ？」
『！！ひぃん...！』
耳元でそう囁かれれば、嬌声が漏れる。
『な、なにが...ダメって...？』
もうダメだ、何故か声が震える。心臓が口から飛び出しそう。
気付いてしまった。そうか、私、坂ちゃんのこと好きだったんだ。
「...しよ、セッ クス。」
おしりの辺りに当たる硬いモノ。それが何なのか、分からないほど初心ではない。
「別に初めてじゃないでしょ？」
少しだけ強引に身体の向きを変えられて、坂ちゃんと向かい合う。
『...。』
恥ずかしくて何も言えなくて。否、恥ずかしくて、良いよ、と言えなくて。
(好きだって告白もまだなのにセック スしちゃうようなヘンタイだって思われたくないし...！)
そんな少しばかり残った理性と恥じらいは、
「沈黙は肯定で、いいよね？」
「...好きだよ、A。」
蕩けるようなキスで吹き飛んでしまった。
思えば、ずっと前から好きだったのかもしれない。
一緒にいることが当たり前すぎて気が付かなかっただけで。
(気付くの遅すぎだよなぁ僕...)
くったりと眠る幼馴染の横顔を眺める。
少し激しすぎたかもしれない。
(意識したら恥ずかしくなってきた)
＊＊＊＊＊＊＊
という夢を見たんだ(ちょっと盛ってるけど
いいじゃんいいじゃんって言いながら抱き枕にされる夢だったんだよねジッサイ。
書いてるうちにえつちになってしまった
あなや
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名無しの夢女子(プロフ) - ああさん» ああ 様 コメントありがとうございます！更新が遅く作品数も少ないですが、そう言っていただけて嬉しいです。 (2020年11月17日 8時) (
レス) id: 06e76053a7 (このIDを非表示/違反報告)
ああ - とてもよかったです…言葉が出てこない…本当に感謝しかない…… (2020年11月17日 1時) (レス) id: fb3a4c12cf (このIDを非表示/違反報告)
名無しの夢女子(プロフ) - ヨーグルトさん» ヨーグルト様 お返事遅くなり申し訳ありません。あまり更新しないにも関わらずコメントありがとうございます。嬉しいです。好みだと言ってくださって光栄です！更新頑張ります！ (2019年9月26日 21時) (レス) id: 06e76053a7 (このIDを非表示/違反報告)
ヨーグルト - とても好みです！更新楽しみにしてます！ (2019年9月7日 0時) (レス) id: 928a25f9d8 (このIDを非表示/違反報告)
名無しの夢女子(プロフ) - 32さん» 32様 コメントありがとうございます！そしてお褒め頂き嬉しいです！なかなか亀更新で申し訳ないのですが...頑張ります！ (2019年5月7日 9時) (レス) id: 06e76053a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無しの夢女子 | 作成日時：2019年4月10日 0時
