第三十八夜 入部 ページ40
「…うん、とにかく白銀さんが本当に妖狐なのは把握した」
散々もみくちゃにされた後、ハッと我に返った幸村が口を開く。
幸村のその一言で赤也も丸井も、先程座っていた場所に戻った。ボクも撫で回されてくしゃくしゃになった髪としっぽの毛を手櫛で直して戻る。
「とにかく、バレたもんはしょうがないのう。どうするんじゃA？」
「うーん…一番良いのは
「え？なんで？」
「なんでって…」
さも不思議そうに幸村が首を傾けた。
そりゃ…こんなに一度に大勢の人間にバレたから…
「バレたからじゃねぇの？」
「俺らが言わなきゃ問題ないんじゃないんスか？」
「ま、まぁそうだが…」
当然の事のように丸井と赤也が言う。
確かに言わなきゃ問題ないのは正論だが…
「って事でこのまま立海に居てよ」
「はぁ…そっちが言わないなら構わないが…」
にっこり笑いながら言う幸村。
チラッと隣を見ると雅治が苦虫を噛み潰したような顔をしていた。なんだ？
さらに後ろに目線を移すと、真田と柳が何か話している。
耳をぴーんと立てて聞き耳を立ててみると、「相変わらず突然だな」とか「入部…」とか聞こえた。
「あ、真田も柳もなんとなく気付いてるんだね。
白銀さんの正体を隠すために立海テニス部レギュラーで周り固めたほうが良いと思わない？」
「…幸村、かなり無茶じゃないか？」
「うるさいよ真田。だから白銀さん、立海テニス部に入りなよ！ちょうど人手が足りなくてさ、マネージャーやってくれるとありがたいな」
有無を言わさない様子の幸村に、苦い顔をする真田。
数分ほど悩んだが、雅治が「入っときんしゃい」と言ったので入部する事になった。
…大丈夫かな
御神籤の王子様 ver.立海
凶ですね。アデュー
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ノア(プロフ) - けとるさん» あぁ、成る程。これからもよろしくです (2015年11月1日 15時) (
レス) id: 836babe48a (このIDを非表示/違反報告)
けとる(プロフ) - 元のデータはぴーのんです…笑 (2015年10月29日 18時) (レス) id: bfe4a96d52 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - けとるさん» おぉ…？元のデータの人が何方か知りませんがこれからもよろしくお願いします (2015年10月28日 15時) (レス) id: 836babe48a (このIDを非表示/違反報告)
けとる(プロフ) - データ消した！こっちになった！ (2015年10月25日 9時) (レス) id: bfe4a96d52 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - パンドラさん» おぉぉ…！こっちも読んでくれたのか…こちらこそ読んでくれてありがと！今後ともよろしくですw (2015年9月1日 19時) (レス) id: 836babe48a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノア | 作成日時：2015年8月13日 20時
