検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:12,748 hit

HOUSE 5 ページ6

Aside

女はそういうとほかの女たちを連れてこの場を去っていく。
貴「あーあ...いったいなー....。」

やっぱり俊也のことだったか...。
結構モテるから仕方ないよな....。
そんなことが何日も続いた。
それから、つい昨日。
昨日も普通に学校に行って、体育館裏に行き、また新たな痣を作られる。
優ちゃんも最近はきていて、何も口を出したり手を出したりしないで、ただ立っているだけ。
でも、その日は違った。
手は出しもしないけど口を出してきた。

姫「あ、貴方は..、何をしたいんですか?」

それを聞いて私はただただ口を開けることしかできなかった。
姫「あなたは俊くんにと付き合っているって言ってたけど、ただの遊びだったんですか?」

貴「は....?どうしてそんなことになってるの?」

姫「だって、ここにいるみんなが言ってたんだもん!
  俊くんはAちゃんに遊ばれてるって!
  だから、遊ぶくらいなら、俊くんと別れて!」

そんな簡単に信じるんだw
ばからしwww
貴「...私は貴方に何を言われようと別れないから。
  その子たち私が俊也と遊んでるって言ってるけど、私は本気だから。
  遊ぶだなんて、一ミリも思ってないから。」

私はそういって優ちゃんをにらみつける。
すると、私を初日に連れてきた女が私を殴ろうとする。
でも、私はそれをかわす。
そして、そいつを殴ろうと手をあげ、殴るが....
当たったのはその女の頬ではなく、優ちゃんの頬。
貴「あ、あんた何やってんの?」

姫「だって....ナナちゃんを殴るだなんて....嫌だから....。」

へー。ナナちゃんって言うんだ。
貴「でも、ナナちゃんが人を殴るところはいいんだ。」

姫「そ、それは...」

貴「はいはい、もう答えなくていいから。
  じゃ、私は戻るから。」

そう言って私は教室へ戻る。
やっぱりあの時あんなことしなきゃよかったのかな?
そしたら、両親と家はこんなことにならなかったの......?

HOUSE 6→←HOUSE 4



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.1/10 (18 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
50人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ORANGE | 作成日時:2017年8月2日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。