HOUSE 5 ページ6
Aside
女はそういうとほかの女たちを連れてこの場を去っていく。
貴「あーあ...いったいなー....。」
やっぱり俊也のことだったか...。
結構モテるから仕方ないよな....。
そんなことが何日も続いた。
それから、つい昨日。
昨日も普通に学校に行って、体育館裏に行き、また新たな痣を作られる。
優ちゃんも最近はきていて、何も口を出したり手を出したりしないで、ただ立っているだけ。
でも、その日は違った。
手は出しもしないけど口を出してきた。
姫「あ、貴方は..、何をしたいんですか?」
それを聞いて私はただただ口を開けることしかできなかった。
姫「あなたは俊くんにと付き合っているって言ってたけど、ただの遊びだったんですか?」
貴「は....?どうしてそんなことになってるの?」
姫「だって、ここにいるみんなが言ってたんだもん!
俊くんはAちゃんに遊ばれてるって!
だから、遊ぶくらいなら、俊くんと別れて!」
そんな簡単に信じるんだw
ばからしwww
貴「...私は貴方に何を言われようと別れないから。
その子たち私が俊也と遊んでるって言ってるけど、私は本気だから。
遊ぶだなんて、一ミリも思ってないから。」
私はそういって優ちゃんをにらみつける。
すると、私を初日に連れてきた女が私を殴ろうとする。
でも、私はそれをかわす。
そして、そいつを殴ろうと手をあげ、殴るが....
当たったのはその女の頬ではなく、優ちゃんの頬。
貴「あ、あんた何やってんの?」
姫「だって....ナナちゃんを殴るだなんて....嫌だから....。」
へー。ナナちゃんって言うんだ。
貴「でも、ナナちゃんが人を殴るところはいいんだ。」
姫「そ、それは...」
貴「はいはい、もう答えなくていいから。
じゃ、私は戻るから。」
そう言って私は教室へ戻る。
やっぱりあの時あんなことしなきゃよかったのかな?
そしたら、両親と家はこんなことにならなかったの......?
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作者名:ORANGE | 作成日時:2017年8月2日 12時