からかうのはやめてください。【宇髄天元】

四 ページ4

.










「 ｲﾔｱﾞーー(汚い高音) Aちゃぁぁぁぁぁぁん！
俺に会いに来てくれたんだね！ありがとぉぉぉぉう 」



「 善逸さん、うるさいですよ！ 」



『 あははは…、善逸くん元気になったみたいだね 』





善逸くんは任務中に怪我をしてしまったらしく、
現在は蝶屋敷で療養している.





「 それはもうAちゃんの回復飯のお・か・げ♡
もうご飯美味しすぎ！結婚して！！俺に毎日美味しいご飯作ってぇぇぇ！ 」





回復飯とは、

蝶屋敷で療養する人達に作るご飯のことで、回復を促進させる薬を上手く食事に取り込み、効率よく治療が進むのです.





『 はい、ちゃんと食べてね 』





善逸くんの前にご飯を置くなり、元気よくいただきまーす！
と言えばうへうへ笑いながら食べ始めた.






変な食べ方…(失礼ですね)










「 Aさん、おはようございます 」


『 しのぶ様！おはようございます！ 』





ああ、しのぶ様…本当に美しい…


私より年下だなんて思えない. 眼福すぎる.





「 宇髄さんが、あなたのこと探してましたよ 」


『 宇髄様が？ 』





何だろう、任務の同行かな.





『 分かりました、ありがとうございます！ 』





しのぶ様に一礼し、蝶屋敷を後にした.










.










その頃、蝶屋敷.



「 Aさんと宇髄さん、仲良いですよね. 」





善逸の様子を見に来ていた炭治郎の問から始まった.





「 ええ、宇髄さんはAさんのことが大切ですからね. 」





「 なるほど、そうなんですね！ 」





炭治郎の疑問は解けた.








.

五→←三

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す