気が付けば○○しないと出られない部屋にいました 【鬼滅の刃】

好きな所を言い合え 嘴平伊之助 ページ28

｢猪突猛進！！猪突猛進！！｣


『ちょ……伊之助落ち着いて！』


｢この壁すげぇ！！俺様の攻撃にビクともしねぇぞ！｣



『……はぁ』





ご覧の皆さん。この度私は伊之助と例の部屋に閉じ込められました。開始早々疲れた……


こいつどれだけ『辞めろ』『落ち着け』て言っても辞めないし話聞かないし本当に何なのか……





いつもこの相手をしてる炭治郎や善逸に少しばかり同情する。




｢おいAこの部屋はなんだ！！｣




『あぁ……命令をこなさないと出られない部屋てところかな。』



｢山の王であるこの俺がなんでそんなことをしないと行けねぇ！｣




『……じゃないと一生炭治郎達に会えないし美味しいご飯も食べれないよ？いいの？それとも伊之助は命令をこなせないの？じゃあ仕方ない。誰かが助けに来てくれるまで待つしかないか』





前にしのぶに聞いたことがある。
伊之助は単純だと。少し煽れば乗ってくる。

さぁ、どうた。彼は乗ってくれるか……



｢うがー！出来るっつーの。なんだって命令して見ろや｣




『さすが伊之助!!今日のお互いは…………お互いに好きな所を5個言い合え』





｢好きな所か。そんなもん簡単じゃねぇか！俺様から行くぜ！｣





あら、案外乗り気。まぁそんなこと言って私もなんだけどね。




『よっしゃ、どんとこい！』

々→←々

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す