気が付けば○○しないと出られない部屋にいました 【鬼滅の刃】

語り合え 煉獄杏寿郎 ページ26

アニメ派の方注意
ネタバレありです

あと若干シリアス入ります








語り合え 煉獄杏寿郎


またまたお馴染みのお部屋に居ました……


『……分かってますね？煉獄さん。声の大きさ考えて下さいね？』



｢善処する……｣



今回の命令は"語り合う"それはまだいい。
問題は部屋の大きさ。多分半畳しかない。
相手は煉獄さん。そうあの煉獄さんだ。
普段の彼の声の大きさだと私の鼓膜が潰れかけない。
まぁこの部屋に閉じ込められたのに気づいた瞬間"またこの部屋か！！"と爆音で話され今も若干耳がキーンてしているのでお説教中です。




｢にしても狭いな……如月少女は大丈夫か？｣

『私は全然、それより重くないですか？』

｢全然！寧ろ軽いくらいだ。もっと食べるべきだと思う！｣

『……だから声の大きさ考えて下さいて言ってますよね？』

｢すまん。つい……｣






そう、部屋が狭い。半畳しかない。
体の大きい煉獄さんが相手と言うことは煉獄さん1人で埋め尽くされるレベルということ。




つまり今の状態は胡座をかいて座る煉獄さんの足の間に私が体育座りしている状態。

最初は向かい合って座ってたけど真ん前に顔がある状態が恥ずかしいため意地で今の体制に移動した。




体の密着が半端ない。
これでもたれたらもっとヤバい。
気を付けないと……




『……語る と言っても何をお話しましょうか』



とりあえず余計なことを考えないよう話題を変える。


｢そうだな……改めて自己紹介でもしよう。お互い名前は知っていても趣味嗜好、鬼殺隊に入ったきっかけなど知らぬことは多いからな｣


『……そうですね。では沢山お話しましょう。柱の方のお話聞ける機会もそうそうないですし』






かくして煉獄さんとおかしな世間話が始まったのですた。

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